鎌倉でなつやすみ気分を満喫
2009年 08月 22日
うだるようなアツさのなか、鎌倉へ。
ピアニストの「スドシン」こと須藤信一郎くんが声をかけてくれて、
「salon de 酔鯨館」というギャラリーでのライブに遊びにいきました。 楽器持って。
鎌倉霊園方面に向かうバスに揺られること10数分。
自然たっぷりなロケーションの中、バス停からさらに山の方へ向かって歩いていくと、
人の声が聞こえてきて、目の前にはウッディな建物が。
いいなあ、ここ。
デッキに座ってビールやワインをのむ人、室内でくつろぐ人。
来るまでの暑さも忘れてしまう。
たまに吹きぬける風がホントに気持ちよい。
横須賀方面の知り合いも何人かきてた。
「いいねぇ」を連発しつつ、まったり。
夕方始まったライブは、スドシンのピアノと新井光子さんのチェロとのデュオ。
クラシカルな曲や、ピアソラなどのアルゼンチン・タンゴ、さらにはジョビンなど。
スドシンは「暗い曲ばかりで・・・」とかいってたけど、叙情的でスリリングさもあって、
サロンの雰囲気にもぴったり合っていた。
生音の響きが心地よい。チェロのふくよかな音色も安らぐなあ。
酔鯨館、外観は上の画像のようにナチュラルな雰囲気なんだけど、
室内はガラリと変わって、奇抜なオブジェが所狭しと並んでいる。
家具やオブジェや装飾などサロン全体がオーナーの石丸雅通氏の作品といえる。
でも、刺々しさはなくて、案外くつろげるのでした。
ここで内装みれます→link
てか、演奏シーンの画像ないんかいっ・・・
お客さんは、ご近所の方、東京から来た方など老若男女で立ち見がでるほどの盛況ぶり。
ピアノの音、チェロの音、セミの声。
ん~、夏休みって感じ。
後半のステージで呼んでもらって、僕も加わって3人で演奏。
曲は"summertime"と、アンコールでブラジルの作曲家ドリ・カイミの"obsession"。
ぶっつけ本番ながらも、salonに響く自分の楽器の音を楽しめる余裕も持てて、楽しかった。
なんともゼイタクなひとときでした。
まぜてくれて、ありがとう。
終演後、夜の酔鯨館もまた雰囲気があって、いつまでも居たいなぁと思わせる。
シャンデリアのやわらかい照明のもと、みんなの顔も和らいでみえる。
お客さんと談笑したり、スドシンや新井さんとしゃべったり。
またやろうね、などと話しつつ、一足先にすっかり暗くなった道を帰る。
日もだんだん短くなってきたなあ。 夏も終わりが近づいてる。
ちょっと寂しい気持ちになる季節であります。