ムーン・リバー
2012年 10月 03日
「アメリカの若大将」、「永遠の兄貴」 アンディ・ウィリアムス、84歳で逝去。
今年の春から夏にかけてCATVで60年代の「アンディ・ウイリアムス・ショー」をやっていて、何度か見たけれど、流麗で爽やかな歌声や司会ぶりは、佳き時代のショービズの雰囲気をたっぷりと伝えていた。ゴージャスで包み込むような優しさがあって。音楽監督がデイブ・グルーシンだったこともハイセンスな番組作りに一役買っていた。
中秋の名月とこのムーンリバーをつなげるのは無理があるかもしれないけれど。
ヨコスカから見る月も、アメリカから眺める月も、月に変わりはないじゃなし・・・。
って、お座敷小唄になっちゃうよ。
♪ 富士の高嶺に降る雪も~京都先斗町に降る雪も~雪に変わりはないじゃなし~・・・♪
・・・ヤだね~、まったく。。。
さて、と。
Andy兄貴は1970年代もかなりカッコいいのです。
Carol Kingの"It's Too Late"を。
あぁ、シャレオツなフリーソウルのかほり。
あと、"Sleigh Ride"(そりすべり)から始まるX'mas Albumもまさにアメリカ!な感じで。
オススメです。
米国ポピュラー界の大御所、Andy。
日本では「アンディ・ショー」を見ていた世代以外はそれほど思い入れはないのかもしれない。
ジャズの世界ともちょっと違うし。
でも、このムーン・リバーとか見ると、やはりウットリするなぁ。
自分がリアルタイムでは接することができなかった、キラキラしたアメリカがある。
"世界の料理ショー"でのグラハム・カーの試食後の笑顔・・・とは違うか。
本国でのリスペクトはきっとすごいんだろうなぁ。
さて。もういちどムーンリバーを聴こう。