カレー!
2013年 03月 15日
築地・聖路加病院ちかくの路地にある海鮮系立飲み屋さんがやってるランチ。
職場からは歩いて5分ほど。
ここの、毎週金曜だけの「特製海鮮カレーライス」の評判がすこぶるよろしい。
行かねば!と、数日前から食いしん坊&嬢、数人で示し合わせ、本日の決行とあいなりました。
12時前に鼻息荒く出かけたけど、すでにたくさんのお客さん。人気のほどがうかがえます。
築地場外の魚屋さん...が始めた立飲み屋さん...が金曜昼だけに供する海鮮カレー。
ホタテとエビとイカとツブ貝が、文字通りゴロゴロ入ってる。てか、ゴロンゴロン。
ルーはさらりとして辛さはそれほどではないけど、スパイシーな余韻。
そして、ひと口ほおばれば磯の香りが口中にひろがるのでした。。。すんごいエキスにうっとり。
ごちそうさまでした。こんどは夜にも、ゼヒ。
まわりに「こんな店ができてた!」と知らせたのは自分なのに、気づけば実際に行ってないのは自分だけになってたぜい。
さて。昼間のカレーを思い出しつつ・・・
『アンソロジー カレーライス!!』 (PARCO出版 2013年2月)
つい最近出た本。
カレーライスが登場する随筆ばかり集められてる。
執筆者、ゴージャス。
阿川佐和子、阿川弘之、安西水丸、池波正太郎、伊集院静、泉麻人、伊丹十三、五木寛之、井上ひさし、井上靖、色川武大、内田百間、内館牧子、小津安二郎、尾辻克彦、神吉拓郎、北杜夫、久住昌之、獅子文六、東海林さだお、滝田ゆう、寺山修司、中島らも、林真理子、藤原新也、古山高麗雄、町田康、向田邦子、村松友視、山口瞳、吉本隆明、よしもとばなな、吉行淳之介 (50音順)
好みのカレー、思い出のカレー・・・取り上げられ方は、さまざま。
呼び方も「カレーライス」だったり「ライスカレー」だったり「芥子飯」だったり。
時おり挿まれている、おいしそうなカレーライスの撮り下ろし写真。
そして、なんとページもターメリック色をしているという凝りよう。
カレー好き必携の本、といえましょう。
なんて言っておいて、自分は職場近くの本屋さんで「買おうかな、どうしようかな」と毎日のように手にとってはページをめくり、もともと3分の1ぐらいは既読のものだったので、残りもそろそろ読了してしまいそうなのでありました。 本屋さん、ごめんなさい。