逗子の隠れ家
2013年 06月 14日
飲食店が何軒か入る小さなビル。
狭いエレベーターで3階に上る(階段は雑多なものがあふれ、ほとんど機能してない)。
降りてすぐのドアを開けると、爆音のジャズ。
どでかいモニターに映し出されるのはソニー・ロリンズのサックスの咆哮。
駅前の商店街で長いことイカシた理髪店をやっていたHenkelサンが、店を閉めて新たにbarをはじめた。 という話をしばらく前にきいていて、本日仕事帰りに初訪。
隠れ家のつもりはないのかもしれない。でもコチラにしてみたら最高の隠れ家臭が漂うイカシた場所だ。ソファやスツール、楽器や本、大小のモニター、たくさんのDVD。ロリンズ、カーラ・ブレイ、エディ"ロックジョウ"デイビス・・・今日はジャズが流れてたけど、日によってロックありブラジルあり、なんでもアリらしい。爆音は共通だろうな、きっと。
Henkelさんとは横須賀のドブ板近くとか久里浜でのセッションで何度か一緒になった。
見た目も演奏もカッコいい、オープンマインドな大先輩。
渋い声でブルーズを歌ったかと思えば、グル―ヴィなドラムスを叩いたりもする。
また一緒に音出したいなぁ。
今日はほぼHenkelさんとサシ呑み状態。
途中、アメリカンな若者グループがドドッとやってきて大騒ぎして、1杯ずつ飲んだらサ~っと出ていった。一瞬で過ぎ去った嵐のようだった。あ~、おもろかった。
仕事帰りに逗子で途中下車する回数が増えそう。
カウンターの中にはピザ窯っぽいものが見えた。こんどたのんでみよう。