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ひさびさの末廣亭

昨夜はリハーサルの後、新宿からの終電で横須賀に帰ってきたのだけれど、今日も朝9時台の電車に乗って、またまた新宿を目指す。
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新宿三丁目にある定席寄席、末廣亭の九月中席・昼の部にきました。
調べたら、4年近くぶりのようで。あらあら。
12時の開演時間の直後に入り、下手側の座敷の一番前に陣取る。中高年層を中心に若い人もチラホラ。この時間からそこそこの客の入り。(その後中入り前にほぼ満席になった。)

お目当ては古今亭志ん橋さん。つるつるの坊主頭にべらんめえ調のダミ声で無骨な感じなんだけど、意外に子供とかお上さんをやっても絶品で。一生懸命さからにじみ出てくる可笑しみがなんともいえない噺家さんなのです。

今日は昼の部の中入り(途中休憩)までの間に自分的に濃ゆい芸人さんが揃っていたので、12時から15時ぐらいまでギュッと楽しんで寄席を後にしました。ちなみに末廣亭は昼・夜の入れ替えがないので、昼12時から夜9時まで、ず~っと居続けることができます。

陰気&ボヤキがウリの柳家喜多八さんの「元帳」は亭主の酔っ払いぶりが堂に入っていてたまらない。権太楼さん(「子ほめ」)は客をグッと引き付けて爆笑を呼ぶ貫録の高座。そして哀愁と笑いのフラメンコギター漫談、ペペ桜井。ほか、柳家三三、古今亭菊丸、柳家小袁治などの面々。

志ん橋師は「出来心」でした。ドジな泥棒が親分に教えを乞うて空き巣を働こうとするのだが・・・という噺。オッチョコチョイな男が繰り広げるドタバタは「これぞ落語」。やっぱり志ん橋さんの噺、好きだなぁ。ただ、風邪気味なのか声をだすのがつらそうで。長引くような病気でないことを祈ります。動きは良かったので大丈夫だと思うんだけどな。いつかまた独演会や落語会で長い噺を聞きたいなぁ。

寄席を出ると、陽射しが強い。今日は夏の暑さが戻っているのです。
夜の部を見た後だったら、すぐ近くに行きたい酒場がいくつもあるのだけど、まっつぐ横須賀に帰ります。

17時前に帰りついて、まずは酒場「ぎ○じ」でイワシ酢とポテトサラダを肴にホッピーと燗酒。そのあと「坂○屋」でレモンサワーを呑みながら鯖の竜田揚げをつまむ。

帰宅は20時過ぎ。
そばをゆでてズズっと。

落語のあとは、ついそばを手繰りたくなりますな。
by hey_leroy | 2013-09-12 21:15 | laughin'

たゆむあした、ゆるむゆうべ。カマクラ発、ユルマッタリな日々。読み返されない備忘録。


by hey_leroy