All Begun in Kamakura pt.1
2015年 06月 18日
鶴岡八幡宮境内にある、神奈川県立近代美術館へ。
企画展 『鎌倉からはじまった。』 のPart 1、「近代美術館のこれから」をみる。
1951年に開館した鎌倉館が来年3月で閉館となる。
そこで、今までの展示活動を3期に分けて振りかえる企画。
Part 1は1985~2016年。
西脇順三郎、池田満寿夫、屋外常設のイサム・ノグチほか。
pt.2、3と順に時代を遡っていく展示のようです。
北鎌倉方面に歩いて10分弱のところにある別館の日本画の展示もよかったなぁ。
(別館と葉山館は今後も存続します)
紫陽花の季節です。
pt.1とpt.2を観るとpt.3は無料になるというカードもらえます。(pt.1は6/21まで)
次回は喫茶室に入ろう。
建物の老朽化が著しく、八幡宮境内は史跡にそぐうもの以外の現状変更は認められないことから美術館として改修することも困難なのだとか。よって、八幡宮との借地契約満了とともに閉館となるのだそうです。
・・・って、借地だったのか!
モダンでありながら周りとの調和がとれていて、クールだけどあたたかみあるという。
細部まで愛おしい建物なのです。
ル・コルビュジエに師事した坂倉準三の設計。
どうにか建物だけでも残してほしいものです。
今年1月のこの記事の内容、まだ生きてるのかなぁ。
ほんと、心ばかりだけど、補強工事のためとかの寄付、する準備とか、ありますよ。