ひさびさに横浜・野毛に来ました。
呑兵衛たちの桃源郷をぶらぶら徘徊。
うぅむ。通称三杯屋は昨年廃業しちゃったし、
フライ屋もおばちゃんから息子さんに代替りしちゃったし。
近年ますます興隆を誇る界隈だけれども、
自分はあんまり足が向かなくなった町。
京急・日ノ出町駅に近い酒場へ。
特別安くもディープでもない、普通の酒場。
それが心地よい時もある。
何年かに一度、冬の時期にぶらりと来たくなる店。
明るくって開放的で、猥雑な野毛にあって、なんか清々しい。
お店のおじさんやおばさんたちもあまり威勢が良くなくて家庭的。
ほっこり呑む。
お目当ては冬場限定の、牡蠣串。
塩焼きと味噌焼きがあるけど、なんとなくいつも味噌で頼んでる。
ぷっくりジューシー。
左のは、まぐろネギ。これも味噌焼き。
酒は玉乃光。コクがあって旨い。
あとは、名物の満州焼(カシラの味噌焼き)などをつまんで。
テレビでは大相撲。
また、思い出したら暖簾をくぐりたい。
で、ふらりふらりと、横浜西口へ。
そう。今月いっぱいでなくなるらしい、おでん屋台群。
雪のあとで、やっていない店多し。
どうしようかと迷うも、2軒だけ開けてるうちのひとつへ。
お客さんは、他の屋台の常連だというおねえさんと、留学生の男女。
中国からの女の子と、カナダからの男の子。
日本語上手。
屋台は、やっぱり距離感が近いなあ。
一緒に茶の間でくつろいでいるような気分になる。
あとから、常連さんが何人かやってきて、皆でなごやかに呑む。
これもまた文化。
いろいろ問題はあるのだろうけど、なくなるのは惜しい。
コップ酒(高清水)を3杯。
大根、白滝、いわしだんご。
ここも価格は良心的だった。
良い気持ちになって、カマクラヘ。
呑みすぎる。