本日休日。ちょっとお疲れ気味。ひきこもります。
先日たずねた「深川の人形作家 石塚公昭の世界」展で求めた作品集をながめる。
『Objectglass 12』 人形・写真・文 石塚公昭 (風濤社 2007年)
澁澤龍彦、稲垣足穂、江戸川乱歩、永井荷風、泉鏡花、寺山修司、
村山槐多、谷崎潤一郎、中井英夫、夢野久作、ジャン・コクトー、三島由紀夫
表紙は澁澤龍彦人形。
偏愛する12人の作家の人形を制作し、街中などの風景になじませて撮影する。
先日の個展にも登場した人形たち。
稲垣足穂の雰囲気、やっぱりすごいな。
文章は、それぞれの作家についての思いと、人形の制作ノート。
面白い。 ボリュームのある本ではないけれど、愛着がわく感じ。
近年の作品も、本になったらいいなぁ。
最後のページ、今は休業が続いている木場の酒場「河本」での写真のようだ。