音の世界遺産
2008年 10月 11日
戦前のジャズのレコードが聴きたいなあ、と思ったときに
とってもお手ごろで便利なシリーズがこれ。
アメリカの最大手レコード会社、MCAレコード(現ユニバーサルミュージック)が
その膨大な音源にモノをいわせて出していたのが"jazz heritage series"。
1930年前後からのエンターテイメント精神に満ちた音楽のアーカイブ。
ラグタイム、スイング、ジャンプ&ジャイヴなどなど。
オムニバスのものもあるけど、基本はアーティスト単位で編集されてます。
中古レコードショップで出会う機会も以前ほどはないけれど、
曲もたっぷり入っているしお値段もやさしいし、重宝します。
ただ、全体で何枚出ているのか、どのアーティストのものがあるのか、など
シリーズの全貌がまったくつかめない。
手元にあるのはvol.39というのが一番大きなナンバーだけど、後期には
vol○○という表記自体がなくなってしまったし。
カタログ一覧のようなものを検索してもみつからなくって、
やはり一期一会を大切にしないといけないようですな・・・。
僕がもっているのはLucky Millinder、Louis Armstrong、Louis Jordan、
それから"big band uptown 1931~1940"というものなど。
サッチモのは"swing that music"という曲が入ったレコードが欲しくて、
ずいぶん探した思い出があるなあ。
さて、10月18日(土)には藤沢のbar cane'sでDJイベント"voices inside"に
ゲストDJとして参加します。ユルめ選曲でみなさまのごきげんをうかがいます。
この"jazz heritage series"からも何かかけようと思ってます。
よかったら、足をおはこびくださいませ。くわしくは左上のinfo欄を!