カテゴリ:音( 242 )

Jon Hendricks R.I.P.


Jon Hendricksが11月22日、96歳の天寿を全うした。
器楽唱法(ヴォーカリーズ)の父、なんて書くと仰々しい。
ちょっとハスキーな声が生む深みと疾走感。




この映像で立ち位置右側の人。
グループで活動したこのLambert Hendricks & Rossも、その後のJonのソロも、アルバムはほぼコンプリートする位好きなのです。
The Manhattan Transferも、Al Jarreauも、Bobby McFerrinも、JonやDave Lanbertがいなければ、きっと違った形での活躍になっていたことだろう。

90年代にGeorgie Fameのアルバムに客演して掛け合いをした"Little Pony"もお気に入り。




憧れのJonとの共演ではしゃいでるGeorgieと、一歩引いて温かく見守るJon、みたいな。

90歳を超えても歌いつづけていたJon。
これからも聴きつづけます。R.I.P.




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by hey_leroy | 2017-11-24 22:00 | | Comments(0)

rockin' rollin'

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中1の時、吉祥寺にパルコができた。
近くに住んでたのでよく遊びに行った。
このチャック・ベリーの大判のポスターのインパクトは強烈で。
地下のブックセンターで買うこともできたんだよなぁ。
吉祥寺といえば。
中道通りには、狭い狭い黒人音楽レコ屋、芽瑠璃堂もあったんだ。
新星堂の輸入盤店Disk-Innは駅ビルではなくて南口の狭いバス通りにあった。
John Lennon死亡のニュースは通学途中にそこの大きな貼り紙で知った。

それから36年と数か月。
Johnよりおよそ15歳年長のチャック・ベリーが、昨日90歳で亡くなった。

パイオニア? イノベイター? オリジネイター?
チャック・ベリーはチャック・ベリー。
ロックンローラーだ。


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by hey_leroy | 2017-03-19 20:27 | | Comments(0)

valerie

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ヴァレリー・カーターの訃報から10日ほど。

ジワジワと込みあげてくるものがある。64歳。まだまだだよ。

Howdy Moon~1970年代のソロが人気が高いのだと思うけど、
90年代に何枚か出されたアルバムも変わらぬキュートな歌声で僕は好きだ。

そして、このところ帰宅途中の夜道で毎晩聞いているのは、ジェィムス・テイラーの2枚組のライブCD。1990年代半ばのアルバム。
ヴァレリーはコーラスでの参加なのだけど、ここでの美しいハーモニーを聞いていると、どうもウルッときてしまう。
1995年のJTの来日公演(中野サンプラザ)にもヴァレリーは参加していて、白いシャツが眩しかった。そっちばっかり見ていた。
ちょっと惚れてたかも。



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これは、その時とほぼ同じメンバーでの1997年のスタジオライブ。
コーラス隊(David Lasleyも!)の一番右がヴァレリー。
長い映像だけど1時間11分過ぎあたり、"Shed a little light"からのメンバー紹介あたりを。
ヴァレリー、なんてチャーミングなんだろう。
時間と興味があったら全編を。


ことしも訃報がつづく。
リアルタイムより以前に世に出た音楽を多く聞いてきたので、どうしたってそうなるし、
自分もそれなりに齢を重ねたんだということもある。
あまり反応しないようにと思うけれど、触れないではいられない気持ちになるときもある。




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by hey_leroy | 2017-03-13 07:08 | | Comments(0)

Monsieurさん


ムッシュかまやつさんが亡くなった。

かまやつさんが書いた、マイケル・フランクスのSleeping Gypsy(1977年)の日本盤のライナーノーツ。僕がこのアルバムを買ったのはたぶん高校生のころだと思うけど、かまやつさんといえば、この文章のイメージがずっと頭に残っている。後半なんて「ゴロワーズ」の歌詞をみたいだ。オシャレで飄逸で、いつもカッコいいんだ。

「あまりにも僕の好みにフィットし過ぎているので何も書けなくなってしまった。きっと完全に入り込んでしまったのだろう。 
 僕は昔からチェット・ベイカーが好きで彼の音楽をよく聞いていたのだが、僕の頭の中で彼をベイシックにしたひとつのイメージの音楽を作り出した。つまり僕の理想の音楽なのだがちょっと分解するとこんな具合である。チェット・ベイカーをベイスにしてジェイムス・テイラーのソースをアストラド・ジルベルトに入れて少しシェイクする。感じ良くなったところにジャズ印のスパイス、ファンキー印のスパイス、サンバ印のスパイス、インテリ・ソース、ソフィスティケィト印のスパイス、その他都会の味のするスパイスを少しずつふりかけるのだ。このスパイスをふりかけるときは大いにリラックスしてやらなければならない。そうしないとスパイスが分離してクセっぽくなるのだ。この料理はあくまでもなめらかでさらっとしていてしかもコクがなければいけない。(中略)マイケル・フランクスの歌はアジがある。ヘタだと言う人がいるけどそいつは死ね!(以下略)」


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NO NO BOY、フリフリ、やつらの足音のバラード、ゴロワーズ・・・

ジャンルとか世代とか軽く超えて、いつも楽しげだったムッシュさん。
どうぞ、やすらかに。


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by hey_leroy | 2017-03-02 08:15 | | Comments(0)

bittersweet




バレンタイン。
チョコ。
ビタースイート。

という連想で、大好きなアルバムの大好きな1曲目。

夜更けに、部屋の明かりを落としてじっくり耳を傾けたい。
すぐ傍らでカーメン・マクレエ姐さんが歌ってくれてる。

バラードアルバムと言ってよいと思う。
派手に歌い上げるのではなく、でも情感はふつふつと。
寄り添う演奏も素敵だ。


BITTERSWEET / Carmen McRae (1964 Focus)
MUSICIANS: Mundell Lowe (g), Victor Sproles (b),
Carmen McRae, Norman Simmons (p), Curtis Boyd (d)


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by hey_leroy | 2017-02-14 23:04 | | Comments(0)

Hog , Fathead and Hank





1950's後半~60's前半のRay Charles Orchestraの鉄壁のサックスセクション。
Hank Crawford(alto)、David "Fathead"Newman(tenor)、
Leroy”Hog”Cooper(baritone)。
HankとFatheadはその後独立してソウルフルな名盤を多く作り活躍。
サイドマンとしても、多くのアーティストをバックアップした。
この2人は大好きで、自分の演奏にも少なからず影響を与えている。
Leroy Cooperは'70s後半まで長くRay Charles楽団の屋台骨を支えた。

2004年にRay Charlesが亡くなり、それから5年。
2009年1月15日 Leroy”Hog”Cooper 80歳で死去。
2009年1月20日 David"Fathead"Newman 75歳で死去。
2009年1月29日 Hank Crawford 74歳で死去。今日はHankの命日。

わずか2週間の間に3人とも故人となってしまった。
当時、相当驚いたなぁ。
いまでも、不思議に思う。
天国のRayが、ギグりたくて呼び寄せたのだろうか、やっぱり。

こっちでも、朝からゴキゲンな音を聞いています。


そして。。。

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仕事の後、ヨコハマで打合せという名の呑み会などして、夜更けにたどりついたフジサワのbar。
さりげなく店主はHankのCDなどかけてくれるであった。
ウレシイぢゃないか、まったく。


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Let the Good Times Roll !!

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by hey_leroy | 2017-01-29 23:59 | | Comments(0)

レコード

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左:暮れの12/30にシモキタFDRで買ったThe Jazz Crusaders。
右:年始の1/2に関内DUで買ったJoe Carroll。

巷の流行りと自分の好みが離れているのはありがたい。
お財布にやさしい買いものができるので。

去年は中古レコード屋に足を踏み入れることがほとんどなかった。
今年もあまりかわらないだろうなと思う。

レコードも本も、手元に置きたいと心底思えるものを少しずつ手に入れたい。

買う買わないよりも、お店に入るときに感じるワクワクを忘れないでいることが肝。




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by hey_leroy | 2017-01-07 08:18 | | Comments(0)

やっぱドナートでしょ♪


やっぱり暖冬ですかね?
数日前、あ、寒いかなと感じたけど、これが普通の12月だよねと思ったり。

さて。今さらのスマホ。
笑っちゃうほど使いこなせてないんだけど、
アプリで世界のFM聞けるんだよね、そういえば。

ということで、地元ローカルの湘南ビーチFMを選んでみた。
夕方、仕事帰り。ウォーキングというにはあまりにもぶらりぶらりと。
冬至も過ぎて、少しずつ日没がゆったりとしてくる季節。

つないでみて、最初に耳に入ってきたのは、あぁっ!






大好きなジョアン・ドナートのこの曲ではないか!

なんていうタイミング。
ブラジルの、歌もうたう、ピアニスト&コンポーザー。
大御所ながら、お茶目で自由人。

やっぱドナート。
やっぱ湘南ビーチFM。

FM局の名前としては少しチャラい感じもするけど、
古いジャズとか、AORとか、その他いい曲がかかるんです。
はい。最近のチャート系はほぼ流れません。

世界のローカルFM局は、ジャンルや年代に特化したものが多いけど、そういう、なんとなく「有線」ぽいのではない、門は広く放たれてるけど、いろんなのが流れるラジオが聞きたいなあ、と思う。

そして、ほとんどのFMが、喋くりが多いAMのような感じになった今、
トーク少なく、ひたすらに音楽をかけている番組が多いこの地元局に敬意を表したい。





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by hey_leroy | 2016-12-28 23:24 | | Comments(0)

ひさびさに、John Simon


気づけば師走。

当方、モロモロ低空飛行気味で。
テンションも上がらず、酒は苦い。
嘘。 お酒はうまい。







John Simonのわりと最近の演奏風景をみつけた。
ほっこりするなァ。
よれた声、よれたピアノ。
大好きだ。

1960年代のプロデュースワークや、
1970年代のソロアルバムが話題に上ることが多いけれど、
僕は、1990年代の、よりシンプルでパーソナルなアルバムたちが好きだ。
この映像のような。

小さいライブハウスとかに来日・・・してくれないかなぁ。






彼が1968年にプロデュースしたThe Bandの"Big Pink"アルバムを語る映像も。
これも、たまらない。
心に温かいお湯が流れ込んでくるような。


あぁ早い早い、もう12月か~・・・
などと、つい気が急いてしまうところだけれど、
ちょっとゆっくり息を吸って吐いてみて。

低空飛行なりに見える景色を楽しみたいと思ふ。




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by hey_leroy | 2016-12-03 23:21 | | Comments(0)

the way of the world


Mose Allisonの何がカッコいいって、
80歳をこえて作った最新&最後のアルバムが最高にイカシテるってことだ。
「長生きした過去の人」じゃあないんだ。
1950年代のParchman FarmもSeventh SonもListen Hereも素晴らしい。
でも、2010年のアルバム "The Way Of The World"もゼヒ聴いてほしいな!





Joe Henryプロデュース。

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by hey_leroy | 2016-11-18 07:41 | | Comments(0)