カテゴリ:movie( 75 )

ピアノが愛した女


本日休日。
暦では大寒なり。
・・・たしかに。

朝8時前に家を出る。
片瀬江ノ島まで歩き、小田急に乗って、終点新宿までの読書旅。


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新宿についたら時間があれば必ずのぞく、駅ナカのコーヒー&ビールの店。
小さいながら、意思をもった店。
今日はビールでなく、コーヒーで。
たまには自制。

表に出たら、粉雪舞う新宿の街。
乾いた小さな粒が、カサッ、パラッ、と上着にあたる。
積もることはおろか、路面を濡らすこともなさそうな雪。


目指すは、映画館バルト9。


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『 SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女~ 』 (HP→コチラ


1992年の矢野顕子。唄とピアノ。
やわらかく包み込む。鋭利に切り込んでくる。
じんわりして、ヒリヒリして、鳥肌が何度となく立つ。

ナレーションもテロップもない。なんら説明はない。
すばらしい編集。
空気感がつたわってくる、モノクロ映像の美しさ。

先週は「人生フルーツ」を選んだけれど、
やはりこちらも観にきて良かった。








レコーディングでのテープチェンジ待ちのシーンで、
おもむろに"Freedom Jazz Dance" を弾き、歌い出すところ、
鼻血ぶー、だった。カッコよすぎて。

2017年1月6日から15日間の限定上映、とのことだったけど、
好評のため、新宿では1月27日まで延長となったようです。


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by hey_leroy | 2017-01-20 13:53 | movie | Comments(0)

Life is Fruity



寒波到来。
やっと冬らしくなった気がする。
暴風雪は困るけれど、頬がピリピリするぐらいの冷え込みは受け容れたい。

本日休日。
映画が観たいなあと思う。
デジタルリマスター版の「SMOKE」か。
それとも矢野顕子の「SUPER FOLK SONG」か。
どちらも四半世紀くらい前の作品だ。
どうしようかな、と迷いながら、結局足は東中野へ。


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人生フルーツ』 (伏原健之監督 2016年)@ポレポレ東中野


東海テレビのドキュメンタリー部門制作の映画。
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンに暮らす、90歳の建築家の夫と87歳の妻。
ニュータウンの設計に携わった建築家は、50年近く前、その一角に土地を買い、平屋の家を建て、雑木林、野菜や果物の畑をつくる。
当初描いた、土地の起伏を生かしたニュータウンの設計は思い通りには進まず、成長戦略優先の無機質な団地となった。
そこで、「一軒一軒が小さな雑木林をつくれば、里山としての機能を少しは取り戻せるのではないか」と自ら"実験"をはじめたのだ。


風が吹けば、枯葉が落ちる
枯葉が落ちれば、土が肥える
土が肥えれば、果実が実る
コツコツ、ゆっくり・・・・・・


手間をいとわない暮らし。
「スローライフ」なんて耳触りは良い言葉だけれど、実際簡単じゃあない。
(そう思っている時点で自分には到底無理なんだろうな)

庄野潤三の本を読んだ後のような、なんというか、心が浄化されるような、
あたたかくなるような、ありふれた言葉だけど、そんな感じ。

おじいちゃんおばあちゃんラヴァ―なワタクシだけど、
そうでなくても、何かを得ることができる、そんな映画だと思います。


平日昼間だけど、映画館は満席、補助椅子が出る盛況だった。







さ、まだ日は高い。
今年初の上京(笑)です。
ブラブラいきましょう。



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by hey_leroy | 2017-01-13 14:19 | movie | Comments(0)

PARADE


鎌倉駅のホームから見えるごはん屋さんの奥に、小さな古書店がある。
オープンは一昨年の初夏。
足しげく、というほどではないけれど、たまにフラリとのぞいてみる。
食味随筆とか映画、音楽関係、詩や文芸物などイイものがセレクトしてあって。

そして棚の一番上には、ジャック・タチの映画のビデオがひっそりと並んでいる。
ビデオ。そう。VHSだ。
開店してすぐにまとめて売った人がいたのか、4~5本あった。
まぁ、DVDボックスも出たしなぁ。
『のんき大将 / 左側に気を付けろ』は特に好きなので、すぐに買った。
僕はVHS好きなので、抵抗なし、なのです。
それから2年近くたって、今でも来るたびになんとなしにチェックしてるけど、
あいかわらず並んでる。

こないだ、見かねたわけじゃないけど、1本購入。

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『PARADE(パラ―ド)』。1974年の作品。ジャック・タチ監督の遺作。

サーカスを舞台にした、もともとはテレビ映画らしい。
ドキュメンタリーのようなフィクションのような。
芸人も裏方も観客も特別なへだたりがない。
裏方も演者だったり、観客も演者だったり。
幕は開いているのに、舞台は作りつづけられていたり。
ストーリー仕立てではなく、ちょっと奇妙で可笑しなサーカスの公演を映していく。
曖昧さ、混沌とした感じが、見ているとだんだん面白さにつながっていくのだ。

いつだって、ジャック・タチは不条理や違和感を巧みにあやつって、最後には幸せな余韻をもたらしてくれる。

音楽的な遊び、アクロバティックな動き、子供のかわいらしさ。
そしてジャック・タチ自身によるパントマイム芸。
往年の「ユロ」や「フランソワ」の飄々とした動きは衰え知らず。
スマートで、かっこいいんだなぁ。






あの古書店にタチのビデオがまだ残ってたら、もう1本手に入れちゃおうかな。


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by hey_leroy | 2016-10-25 01:13 | movie | Comments(0)

Mr. Dynamite


本日休日。
横浜・関内へ。

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やってきました、シネマリン。


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みてきました、JBのドキュメンタリー。
月曜はメンズデーで1000円! イエイ!

Mr. Dynamite  ~The Rise of James Brown~ (HP→コチラ)

アーティストや関係者へのインタビューのほか、見たことない映像たっくさん。
若いころのキレッキレの動きに息をのむ。
そして、美談だけではない"正味なハナシ"がたっぷり。
アーティストでありプロデューサーであり、マネージメントも。
孤高。孤独。ワンマン。光と闇。
願わくは爆音環境で見たかったかな。
公民権運動との関わりにも結構時間をさいていたのが印象に残る。

そして、シネマリンでは、モハメド・アリ追悼緊急上映として、
6/25~7/1まで「SOUL POWER ザイール'74」が!
見逃してた方は、ゼヒ! (HP→コチラ


見終わって、ちょうど17時前。
野毛? 伊勢佐木町?
いや、横浜駅の方に行こうかな~。



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by hey_leroy | 2016-06-20 18:33 | movie | Comments(0)

野坂さんと小沢さん

小沢昭一さんが亡くなってから今日で丸3年かぁ。
ラジオ、文筆、その他もろもろ・・・
小沢さんが遺した仕事は、今なお自分にとって深い意味を持っている。

そんなことを思っていたら、野坂昭如氏が昨夜亡くなったとのニュース。

嗚呼。
「花の中年御三家」は永六輔さん一人となってしまった。




夜。

家で 『火垂るの墓』・・・ ではなく、『エロ事師たちより 人類学入門』を観る。
野坂原作、小沢主演。今村昌平監督。1966年、日活。

バイタリティ溢れる濃ゆい映画。
小沢昭一もアブラがのりまくってる。

そのまま、またまた小沢昭一主演の『経営学入門より ネオン太平記』を観る。
1968年、日活。磯見忠彦監督。


すると・・・野坂&小沢の共演シーンが!


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すっかり忘れていたシーン。

感慨深い。




小沢さんも野坂さんも、時代がどう変わろうと、自分の信じることを言い続けた。
けっして譲ることができないものを心に持っていた。
戦争体験を語れる人が減っていくことへの心細さを感じざるを得ない。

語り継いでいくのは自分たち世代だということはわかっているのだけれど。


野坂さん、やすらかに。

小沢さんも、ひきつづき、やすらかに。

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by hey_leroy | 2015-12-10 23:49 | movie | Comments(0)

原節子さんを悼む

インターネットのニュースで知った昨晩は「お嬢さん乾杯」を。
今夜は「河内山宗俊」と「小早川家の秋」を。
明日は「大番」と「めし」の予定。
以上が、うちにある原節子出演作品。

僕が生まれるずいぶん前に引退して鎌倉でひそやかに暮らしていらした。
思い入れは強くはないけれど、あらためて見るとやはり稀有な存在感がある。
ため息がでるような美しさ、憂い。
「一時代が終わった」と言う人の気持ちもわかる気がします。

明後日(11/28)にはBSプレミアムで「東京物語」の追悼放映が決まったようだ。

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by hey_leroy | 2015-11-26 23:58 | movie | Comments(0)

パンセでタチ


本日休日。
午前は暴風雨で大荒れ。

だからなのか、遅い午後に江ノ電に乗ったら、ひさしぶりに空いてた。
夕刻、フジサワ。

昨日(11/1)から8日まで、『藤沢国際映画祭』が行われています。
記念すべき第1回目。(Facebookページ→コチラ

以前は北口にも南口にも複数あった映画館が藤沢から消えてから5年。
藤沢に映画の灯をふたたび!と、有志が映画祭を立ち上げたのでした。
駅に近いレストラン、カフェなど11ヶ所で12作品を上映。

気になる作品もけっこうありつつ、自分の休日の都合などもあって、
今日参加することにしました。

南口のカフェ・パンセで上映される『ジャック・タチ短編集』。

なじみのカフェで、大好きなジャック・タチが観れるシアワセ。

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今回の映画祭の11会場の中では一番小さいスペースだそう。
でも、定員30名。十分です。いい感じです。
しかも、スクリーンが2面。何処にすわってもよく見える。

17時からと19時からの2回上映で、僕は17時からの回に。
ほぼ満席の盛況。

今回の短編集は、
『陽気な日曜日』(1935年)
『左側に気をつけろ!』(1936年)
『郵便配達の学校』(1946年)
『家族の味見』(1976年)の4本。
最後の「家族の味見」はジャック・タチの娘、ソフィア・タチシェフ監督作品。
それ以外はジャック・タチ監督・主演。
どれも20分前後の短編。『陽気な日曜日』は初めて見た。
無一文のタチと相棒が車を手に入れてピクニックツアーを目論むが・・・。
スラップスティックな展開もありつつ、ドギツサはない。
過剰なブラックユーモアだったり風刺だったりではなく、軽妙洒脱な味わい。
自分が昔も今も好きなのは『郵便配達の学校』。
その後の長編『のんき大将』の原型がここにある。
村の郵便配達夫フランソワの飄々とした務めっぷりがおかしい。


カフェ・パンセの美味しいコーヒーを片手に満喫しました。
マスターK井さん、またゆっくり来ますね!

終映後は、『陽気な日曜日』と『家族の味見』の字幕を担当した、
字幕翻訳家・岩辺いずみさんのゲスト・トークもあって。
短い時間ながら、字幕翻訳家というお仕事について貴重なお話を伺えました。


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藤沢国際映画祭。名前はずいぶん大きくでたなって感じだけど。
志は大きく!
第2回目以降につながっていくといいな。
なるべく観に行くことしかできないけど、かげながら応援しています。



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by hey_leroy | 2015-11-02 23:32 | movie | Comments(0)

港家小柳 IN TUNE

すんげ~モン見た。
すっかりやられた。
心の震えをおぼえた。


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『港家小柳 IN-TUNE』 

浪曲家、港家小柳(みなとや・こりゅう)の独演会の記録映像。
川上アチカ監督。(作品HP→コチラ

「天才浪曲師港家小柳が芸歴69年目にして初めて開いた独演会。名人曲師沢村豊子と泣く子も黙る30分の即興演奏、日本の話芸ここにあり。奇跡の一席、記録映像にて遂に公開」

「港家小柳の圧倒的な存在感と纏う空気は伊達じゃない。今年で浪曲師として70年、その内40年近くを旅芸人として生きた人から生まれる声は、一瞬で観るものを物語の世界へと誘ってしまう。今、こうして彼女の芸に触れられることの幸運に、一体どれだけの人が気づいているのだろうか。」(いずれもHPより)

なんでこの映画のことを知ったのか。たぶん、会場のUPLINKで上映されてる他の映画のことを調べてて、たまたま目に入ったんだと思う。予告編を見て「これは自分は見ておかなくちゃいけないやつだ」と感じたのだ。上映期間を調べると、短いながらもイベント盛りだくさんで、なかでも上映後に小柳師匠ご本人が出演する回は自分が仕事休みの日だ!ということで、ネット予約しておいたのでした。

映画は30分ほどの短いもの。英語字幕付き。2014年1月、浅草の定席、木馬亭での一席。演目は「太刀山と清香の友情」。力士・太刀山と芸者・清香の友情の話。はじまるやいなや、ぐいぐいと引きずり込まれる。小柳師匠の節(歌)と啖呵(たんか。セリフのこと)に、曲師・沢村豊子の三味線。まさに丁々発止のやりとり。なんとグルーヴィー。

しかし、上映後の生の浪曲は、さらにすごいものだった・・・。

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あまり広い会場ではないけれど、場内は満員札止め。入れなかったお客さんもいたとか。
前売り買っといてホント良かった。
スクリーンの前には演台。脇には昭和30年代の浪曲公演のポスター。

上映終了後5分の休憩を経て、小柳&豊子両師匠の登場。
御年88歳の小柳師匠。すごい小柄な方。
「なににしましょうか」
などといいつつ始めた演目は「水戸黄門漫遊記」。
兵庫の旅の途中で黄門さま一行がわらじを抜いた寂れた宿屋。
継母にこきつかわれる娘、病気の父。
間男としっぽりやってる継母を黄門さまたちが成敗!
と、文章にするとたわいもないけれど・・・

声と三味線による磨きぬかれた大衆芸能の世界。
スピードの緩急、声のダイナミクス。息づかい。
たたみかける啖呵。自在にまわり伸びてゆく節。
からみつく三味線と合いの手。
目の当たりにすると、やはり迫りくるものが違う。
映像の方が画面も音量も大きいのだけれど、生にはかなわない。
タイムスリップした上に、ジェットコースターにも乗っているみたい。
かなりの衝撃。
こりゃ、本物のソウル・ミュージックだ!

というわけで、ひさびさに熱くなりました。

40分ほどだったか?一席演じて、終了。
監督と両師匠で壇上で少しおしゃべり。
舞台を終えると、ニコニコして口数が少なくなる小柳師匠。
あのパワフルさはどこからくるのか!
三味線の豊子師匠はちょっとチャキチャキした感じ。

川上監督によると、現在、さらに長編のドキュメンタリーも制作中とのこと。
こりゃ楽しみだ。
木馬亭に通う日も遠からず、な予感。

会場のUPLINKから渋谷へは向かわずに、代々木公園方面へぶらり。
クールダウン。

どこかで呑もうかと思うも、知っている店に行く感じでもなく。
地元に戻って、遅くまでやってるソバ屋で菊正宗を2本流し込み、もりそば啜って帰る。






上映は10月30日まで。渋谷アップリンク。
詳細は上記HPに。

ゼシ!

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by hey_leroy | 2015-10-26 23:24 | movie | Comments(0)

秋雨の鎌倉で小津を観る


本日休日。秋雨しとしと。

午前早めに鎌倉農協レンバイ近くで朝ごはんを食べてから、小町通りの奥の方へ。

鎌倉市川喜多映画記念館で、10時半からの映画を観ます。


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初めてきた。

「鎌倉市川喜多映画記念館は、映画の発展に大きく貢献した川喜多長政・かしこ夫妻の旧宅跡に、鎌倉市における映画文化の発展を期して、2010年4月に開館しました。」(HPより)

現在の展示は「監督小津安二郎と俳優笠智衆」という特別展(12/13まで)。
小津・笠の遺品や、古い映画ポスター、スチール、色紙などなど。
こじんまりしながらも楽しめる内容。

そして、会期中、小津監督作品や笠出演作品が計14本上映されるのです。

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今日は『長屋紳士録』を目当てにきました。
小津安二郎の戦後第1作目。昭和22(1947)年。松竹大船。
下町の長屋を舞台にした人情劇。笑って泣ける。
後年のいわゆる「世界のOZU」的な洗練とはちょっと趣が異なるのかな。
でも僕は大好きな作品なのです。
おばあちゃん女優、飯田蝶子に「三等重役」の河村黎吉。わがお気に入りの役者が活躍。
飯田蝶子が預かることになる迷い子(青木放屁)もいい味。
笠智衆が「のぞきからくりの唄」を披露するとこも見所なり。


この記念館の上映スペースは50席ほどながら、綺麗で造りも良くて見やすい。
う~ん、休みと観たい作品の都合があったら、また来なくちゃ。
前売り券が鎌倉駅前の書店で買えるのも便利なのだ。


映画は昼前に終わり。
どこかで早めの昼餉を・・・(さっき朝餉を食べたばかりな気もするが)

ついつい気分はノスタルジック。

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ここにしよう。(画像は別の日に撮ったもの)
大正創業らしい、昔ながらの食堂。
いつかは入ろうと思っていたのだ。


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昼どきだけど、お酒を。銘柄は鎌倉武士。
枡に入ってきたのは意外だった。

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タンメンとコップ酒。 これでいいのだ。

ここ、朝6時からやってるらしい。
メニューも、チョイ呑みセットがあったり、日替わりワンコインランチがあったり。
結構攻めてる。

今日はこのまま呑みの世界に突入することなく、帰ろう。

めずらしくそんなことを思って駅まで行ったら、まさかの江ノ電の運転見合わせ。
車両故障だとか。大混雑だったシルバーウィークの疲れが出たのか。
再開の目処が立たないとのことで、横須賀線~湘南モノレール経由で帰宅。

その後確認したら、どうやらもう一杯呑んでからだったら、運転再開していたらしい。

まぁ、そんなもんでしょう。





「長屋紳士録」より、笠智衆の「のぞきからくりの歌」。
中央で歌うのが笠智衆(若い)。その右が飯田蝶子。 左が河村黎吉。


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by hey_leroy | 2015-09-25 22:30 | movie | Comments(0)

恋する女優

本日休日。
早朝から土砂降り。やれんな~。
降ったり止んだりのタイミングを見計らって、出かける。
目指すは都内、神保町。

・・・の前に。


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鎌倉の駅近くの路地に佇む立飲みコーヒーショップで一服。

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朝9時すぎ。
オリジナルブレンドを濃い目に淹れてもらう。
Lサイズはたっぷりたっぷり。お腹はたっぷたっぷ。
「良い一日を」の声に送られて、横須賀線に乗る。

小雨そぼ降るなか、御茶ノ水から歩いて神保町へ。


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ひさしぶりの、神保町シアター。
お目当ては、今日が最終日の特集上映『恋する女優 芦川いづみ』。
気づくのが遅くって、見たいのずいぶん逃しちゃったなぁ。
とりあえず整理番号付きのチケットを買って、上映までの小一時間に早めの昼飯を。


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神保町といえばカレー。
名店エチオピアでチキンカリー。辛さ5倍。
70倍とか頼んでるお客さん結構いるのね・・・。すご。
激辛には興味ありません。
画像、あんまり美味しそうじゃなくてすみません。
茹でたジャガイモと、食後の氷菓付き。
カレーはスパイシーで爽快な辛さ。うんまい。


で、映画館へ。
おぉ。結構混雑してる。
7~8割の入りかな。もちろん中高年中心。

観たのは「東京マダムと大阪夫人」。1953年、松竹大船。川島雄三監督。
芦川いづみの銀幕デビュー作。
社宅に暮らす奥様方と旦那たちとその周辺の日々をコミカルに、ちょっとホロッとさせつつ描く。
月丘夢路と水原真知子のダブル主演って感じか。
主婦達の井戸端会議(リーダー格の丹下キヨ子の存在感!)にシンクロするアヒルの鳴き声など、川島監督らしいちょいブラックな笑いもあちらこちらに。
そして、月丘夢路の妹役の芦川いづみ、初々しく可愛い。儚げで憂いがあって、ときおり見せる笑顔が美しい。

この後「幕末太陽傳」や「洲崎パラダイス 赤信号」といった川島監督作品(どちらも大好き!)や、石原裕次郎との共演作などでトップ女優として活躍するも、1968年に藤竜也と結婚し引退。以降表舞台には姿を見せていない。1968年といったら自分は1歳。リアルタイムではもちろんまったく知りません。

あぁ、ひさびさの映画。楽しかった。大作ではないけれど、小気味よい佳作でした。
坂本武、多々良純、三橋達也、大坂志郎など脇役のキャラもたってて。

終映してもまだ13時半。さて、喉をうるおしにでかけましょうか・・・。


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by hey_leroy | 2015-09-18 17:25 | movie | Comments(0)