<   2009年 12月 ( 20 )   > この月の画像一覧

what are you doing the rest of your life?


いよいよ押し詰まってまいりまして。
掃除も、おせち(もどき)作りもひと段落、というかテキトウなところであきらめて。
なんとなく落ち着いた気分になってコーヒーなどすすってみたり。

今年もあと一日を残すばかりとなりました。
自分は、音楽・本・映画、ともに温故知新の「温故」に徹した一年でした。
来る年は「知新」にも少しは取り組みたいと思います。
まだ、森繁映画特集を年明けから観る予定ではありますが。

演奏のほうは、横須賀に引っ込んだ生活をしているにも関わらず、
忘れることなく声をかけてくれたみなさんのおかげで、思いのほか充実でした。
また、横須賀でのセッションなどにも顔を出し始めたので、地元でのウレシイ出会いも
数多くありました。
みなさま、おせわになりました。 来る年も、どうぞよろしく。

そんなことを思いつつ、ビル・エヴァンスを聴いています。
f0160346_13455438.jpg

"from left to right / Bill Evans" (1970 MGM)
冒頭のミシェル・ルグラン作曲の"what are you doing the rest of your life?"、
年の瀬になると聴きたくなる曲です。
"what are you doing new year's eve?"なんてモロなタイトルの曲もあるけれど、
自分はこちらの曲のほうが何となくしっくりきます。
ビル・エヴァンスが弾くフェンダー・ローズとアコースティックピアノが美しすぎで。

明日はおおつごもり。
ことしはイベントなどにもいかず、ゆっくり年を越すつもり。
みなさまも、楽しい年末をお過ごしください。

そして、よいお年を!
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-30 15:34 | | Comments(0)

横須賀呑み収め


夕方、今日まで営業の酒場銀次へ。
16時の口開けを狙っていくと考えることは同じなのか、ご同輩たちで結構な賑わい。
あさりのバター焼と湯豆腐半丁で麦酒小瓶と燗酒。
女将さんたちに「良いお年を」と見送られる。
こちらこそ、今年もごちそうさま。

買い物をすませ、家で掃除の続きや正月用の料理の準備。
f0160346_15333348.jpg

煮物準備中。1種類ずつ別々にお上品に煮るお煮しめは面倒なので、
家ではもっぱら筑前煮です。

夜、思い立って近くの(といっても徒歩30分近くかかるけど)天然温泉「湯どころのぼり雲」へ。
広い露天風呂につかって夜空を見上げると、年の瀬の実感がわいてきます。
月も星もきれいだった。 年末年始はそうとうに冷え込むらしい。
そのほうが正月っぽい気がするなぁ。

年末は横須賀でゆっくりします。
今日明日と忘年会にお誘いをいただいたのに、参加できず申しわけない。
この時期都内で騒ぐと、つい気が大きくなって朝までコースになってしまうのが
目に見えているので・・・気をつければよいのだけど、こればっかりは自信なし。
せめて年末の数日くらいは家のことをしないと。

部屋ではDuke EllingtonとFats Wallerが交互にかかっています。
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-29 23:38 | days | Comments(0)

百鬼園先生とカマボコ・・・それから、シネパトス

f0160346_0332393.jpg

昨日の午前、テレビ 『食彩の王国』 を寝ぼけ眼でみていたら、番組最後に
内田百けん(「けん」の字は、門がまえに月)の写真とエピソードが出てきた。
この日の番組のテーマは「かまぼこ」。
お正月が近いからかな。

ひゃっけん(百鬼園とも書かれます)センセイが昭和19年に書いた文で
「餓鬼道肴菰目録」というのがあります(「御馳走帖」に収載・中公文庫)。
戦争も激しくなり食料も不足していた当時、記憶の中から美味いもの、食べたいものを
書き出した一篇。 実に90品弱が羅列されてます。
そのなかの1つに「かまぼこノ板ヲ掻イテ取ッタ身ノ生姜醤油」というのがあって、
テレビで紹介されてたのもそれについてでした。
岡山出身の百鬼園先生、彼の地では瀬戸内の魚を使ったそれは美味しいかまぼこが
あったのでしょう。 あるいは、東京に来てからのことなのかも。
たしかに、あの板つきのかまぼこを切り分けたあと、板に残ったのは美味しそう。
でも、1本からそう取れるものでもないような。
そこがいいのかな。
もうすぐ正月。 家の冷蔵庫でも1本出番を待っています。
わさび漬けをのせて、身を掻いた残りは生姜醤油で食べよう。

なんてことを思いつつ、出かけついでに久々に御馳走帖を読もうかなと本棚をのぞき、
隣にあった「まあだかい」(ちくま文庫)にする。
こちらの方が、なんとなく年末年始に読むのに合う気がして。
昭和25年以降、還暦を過ぎた百鬼園先生をお祝いするために、かつて教鞭をとっていた
法政大学の教え子たちを中心に、毎年先生の誕生日(5月29日)に宴を催した。
会の名称は「摩阿陀会(まあだかい)」。 「センセイ、まだ冥土にはいかないんですか(まあだかい?)」
「まあだだよ。いくときには「もういいよ」と言うよ」・・・。
その宴の前後の思いや、酒席の様子、挨拶の内容などを記した一冊。
温かい気持ちになり、真面目とも冗談ともとれるようなユーモアにニヤリとして、
そのあと胸がほんのり熱くなる。
なんとも厚く微笑ましい師弟関係であることか。

その「まあだかい」を読みつつ、夕方銀座へ。
シネパトスにて 『喜劇 駅前漫画』 と 『喜劇 駅前番頭』 (共に1966年)。
『駅前漫画』は、当時ブームだったオバQやおそ松くんのブームに乗った形で、
映画の中にアニメや特撮(風)も織り込まれたりして、斬新な効果を狙ったけれど・・・
今映画としてみると凡庸な印象。 
『駅前番頭』は箱根の老舗旅館に番頭として勤めることになったフランキー堺を軸に
いつもの展開ながら、シリーズが始まり10年近く過ぎると、やはり新鮮味は薄く感じる。
今日観た2本は、どちらもフランキーが主演級の扱い。森繁も伴淳も随所でオイシイ演技を
しているけど。 あと、山茶花究がめずらしく台詞が多くて個性を発揮していた。
1966年というと僕が生まれる前年。
日本の喜劇映画はやはり昭和30年代が予算もイキオイもあったということなのだろうか。
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-27 23:58 | movie | Comments(0)

いよいよ、年の瀬モード


なんだかんだといっても、この季節、ついつい不摂生におちいるわけで。
・・・後悔あって反省なし、とは良く言ったものです。

たっぷり眠って、ゆっくりめの朝は、カブの味噌汁と納豆にシラスおろしでご飯。
安らぎまする。
f0160346_19243298.jpg

近所の八百屋に入ってました。 こちらの冬の風物詩、三浦ダイコン。
三浦で作っている大根は99%近くがいわゆる青首大根で、昔ながらの三浦大根はこの時期に
少ししか出回らないのだそうです。 1本購入。
面取りしなくても煮崩れなくて、美味しい大根。
でも、青首大根よりアクが強いので下茹でが必須らしい。
ということで、いくらか切って米の研ぎ汁で下茹でします。
そのあと昆布出汁で煮て、残りは、おろしにしたり、なますにしたり。。。の予定。

てな感じで、すっかり年の瀬ムードです。
でも夜はクリスマスの名残の赤ワイン。
sausalitoのジョージさんが「意外とイケル」といってた西友の680円ワイン。
南アフリカ産の赤。
うん。ナカナカいけます。いけてます。

夜半、とつじょ冷蔵庫整理をかねて、お夜食を。
高菜とカブの麻辣スープ。
長ネギの青いとことショウガと粒山椒を炒めて香りをだし(水と酒を入れたら取り出す)、
あとは適当な食材を炒めたりそのまま入れたり。
今回は、カブの実と葉、もやし、あと豚肉と高菜は胡麻油で炒めて。
スープの素を入れてもいいし、塩コショウや醤油などでテキトーに。

明日からの養生のお供になるかなあ。

・・・ビールのお供っぽい。
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-26 23:59 | days | Comments(0)

しんしんと


毎年クリスマスアルバムをあれやこれやと引っぱり出しては聴いているけれど、
ことしはひたすらにKenny Rankinの"A Christmas Album" ばかりを
流していました。
f0160346_0393672.jpg

静かな夜にしんしんと紡がれる歌とギター。
もう彼の歌声に生で接することはできないけれど、こんなに素敵なアルバムを
遺してくれたことに感謝と祈りを捧げたいです。
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-25 23:59 | | Comments(0)

まだまだ! 森繁特集


昨日の天皇誕生日は出勤だった。今日はお休み。

昼前に横須賀中央へ。
振込みやらの雑事をこなし、ついでに散髪。
床屋のおじさんのシャンプーが超ハードシェイクで驚く。
地肌から血ィ出るかと思った・・・。
・・・関係ないけど、シモキタの某barのハードシェイクのカクテルが呑みたくなった。

懸案事項をこなしてさっぱりしたところで、一路東銀座へ。 
京急から乗り換え無しでいけるのが便利。
今日もまたまたシネパトスです。

いったい何本観るつもりなのか。
ちなみに社長シリーズは33本、駅前シリーズが24本製作されたなかで、
今回の特集上映では18本がかけられます。

今日観たのは、
「社長道中記」(1961年)
「続・社長道中記」(1961年)
f0160346_0153272.jpg

森繁演じる浮気癖のある社長の出張に、お目付け役として随行するマジメ社員の小林桂樹。
それに宴会好きなお調子者の大阪支店長・三木のり平やバーのマダムの淡路恵子らが絡む。

森繁サンのほかにフランキー堺や伴淳三郎らが出る「駅前シリーズ」が庶民の暮らしを
描いているのに対し、社長シリーズはサラリーマン路線。
どちらもそれぞれ面白い。
色目を使うのが社長シリーズではバーのマダムや芸者で、
駅前シリーズでは小料理屋の女将だったり。

今回みた「社長道中記」は監督の松林宗恵が自作ベストに挙げるだけあって、
途中だらけることがなく最後まで楽しめた。
小林桂樹の熱演と、森繁の娘役の浜美枝の可愛らしさが目をひく。
そして・・・森繁、小林、のり平の宴会芸はやはり笑える。

まんぞく、まんぞく。

終わって、歌舞伎座裏の方にある古~い木造建築の酒場に入るが、良かったのは外観
だけだった。
しらすおろしのしらすはジャリジャリ凍ってるし、帆立のヌタも、どうも・・・。

残念。

月島の煮込み酒場で口直しをして、大島やでワイワイ立ち呑んで帰宅。
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-24 23:55 | movie | Comments(0)

新宿3丁目あたり


仕事帰りにぶらり新宿へ。
3丁目にある定席寄席、末廣亭の12月下席夜の部を見物。
f0160346_10571246.jpg

仲入り後、20時少し前に行ったのだけど、お客様はかなりまばら。
こういうときもありますな。これはこれで味わい深い・・・かも。

マジックのマギー隆司の途中から観て、柳亭小燕枝の「手紙無筆」、
お目当ての古今亭志ん橋は「無精床」、太神楽の鏡味仙三郎社中、
トリはむかし家今松の「天狗裁き」。

志ん橋さんは相変わらずの渋い江戸風情で、無骨でまっつぐな噺っぷりが心地よかった。
トリの今松さんも楽しかった。ストーリー自体の面白さもあるけど、客席の笑いを誘ってました。

今年の寄席納めかな。
同じく末廣亭での29日の柳家さん喬・権太楼の二人会もちょっとみてみたい。

終演後、歩いて数十秒のところにあるbar second lineに年末のご挨拶。
マスターとは今年、ニューオリンズ・ファンク・バンド「ハリケーン・パンチ」で
何回かライブをしました。
来年もすでに1本決まってます。そのときはみなさん、みにきてね。詳細後日。

さらにそこから歩いて十数秒のところにあるbar altoto dueにも。
久々にテキーラやっつけたりしつつ、終電にかけこみ乗車。

歳末な雰囲気のいちにち。
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-21 23:44 | laughin' | Comments(0)

「駅前」 名作二本立て


今日も今日とて、シネパトス。
f0160346_1241568.jpg

『喜劇 駅前旅館』 (1958年) と 『喜劇 駅前団地』 (1961年) の2本立て。
この2本は、見逃せません。

「駅前旅館」は、その後長く続いた駅前シリーズの第一作。
上野の旅館の生え抜きの番頭(森繁)と、周りの人々とのあれやこれや。
原作は井伏鱒二(新潮文庫)。 よんだけど、まあ、映画的に原作に忠実なわけもなく・・・。
そして、井伏氏の原作はこの「駅前旅館」のみで、それ以降の駅前シリーズは、
映画用に設定をあれこれ変えつつ、森繁久弥、フランキー堺、伴淳三郎、淡島千景、淡路恵子の
レギュラー陣に、それぞれ個性的な客演陣が。
ちなみに今作では若かりし市原悦子とか、市原の「家政婦はみた!」シリーズの
家政婦斡旋所長を演じた野村昭子がでてます。
2人とも変わってないのがスゴイ・・・。

決してドタバタに徹してはいなくて、観終わったあとになんだかちょっと切なくなるような。
ペーソスっちゅうのか、なんなのか。

前に書いたかもしれないけど、僕が物心ついた頃の正月の夕方にNHKで森繁の映画を観て、
そのとき感じた雰囲気がそのまま伝わってきて。 夕方っていうのが、切ない時間で。
何故か家族と離れた部屋でひとり観ていた気がする。 
やっぱり、森繁さんもよいのだけど、脇役観たさなんだなあ、と思う。
駅前はフランキーに伴淳、社長シリーズはのり平に小林桂樹、加東大介・・・。

まだまだみるよ~!

あ、もう1本の「喜劇 駅前団地」は、当時造成して団地や住宅をつくりまくってた
小田急沿線の百合が丘を舞台にしたもの。
左ト全の味わいが相当なモンだ。 ズビズバ~♪パパパヤ~♪
風景や商店街、そして酒場の風景がなんともいえない。

・・・てな感じで、観おわったあとはなんだか遣る瀬ないきもち。
駅前旅館では、経済成長の波で修学旅行客も増え、
客引きなどの才覚は必要なくなり、旧態依然とした番頭の立場はなくなった。
駅前団地の舞台のベッドタウンでは、病院も酒場も新しいスタイルを求めそれが
良きことともてはやされた。
それだけではない、というアプローチも見え隠れしているのだけど、
戦後、復興、成長・・・という過程を風俗面から感じることができる。
というとちょいと大げさだな。

笑ったんだけども、鼻腔の奥がなんだかむずがゆい。
ちょっと呑んでいきたい気持ちにもなるけど、日曜の銀座新橋、おもいつかない。
いまは、横須賀も同じ。
つくづく横須賀中央の泡屋の閉店を寂しく思う。
ほっといてくれて、小さい店で、使い込まれた古さがあって。

で、2年ぶりくらいに横須賀米ガ浜の路地裏の焼き鳥やへ。
・・・まっつぐは帰れないのね。
鳥皮の味噌煮串と手羽先揚げでコップ酒を2杯。
ねぎサラダは、長ネギをザクッと切ったのにマヨが添えてあるだけ。
今夜はそういうのがうれしかったりする。
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-20 23:23 | movie | Comments(0)

ウェンディーズ閉店におもう


話題になってるとこではなっている・・・
ハンバーガーショップのWendy's全店が年内で閉店になるらしく。
ちょっとした感慨をおぼえます。
チリやフロスティ、もう食べられなくなるのかぁ・・・。

僕が中学生の頃('80年代初め)、銀座7丁目のYAMAHA(現在建て替え中)の
中央通りを隔てた向かいにあったのが、オープンして間もないウェンディーズの
国内1号店でした(今はこの場所にはない)。
f0160346_2317154.gif

↑↑HPから拝借。銀座の国内1号店。ココここ。

ヤマハで楽譜とかレコードとか楽器を眺めて、ウェンディーズでハンバーガーを食べるのが
なんとなくセットになっていたような記憶があります。
当時はトッピングのオーダーとか申告制で、いちいち「オニオンとチーズいれて、えっと、
マスタードとピクルスも・・・」なんて若干緊張しながら言ってたような気が。
ちょっとオトナ気分だったよな。
今のサブウェイみたいな感じでしょうか。
その後、より庶民的なファストフードチェーンになったけど、時々なつかしく思ったりしてました。

家族と食事や映画に行った有楽町とは近いけど別の街、銀座。
自分がひとりで足を運んだ銀座は、なんともありふれているけれど、
けっこう鮮やかにおぼえてるものです。

そんなことを思いだしつつ。
横須賀汐入のウェンディーズで、ペプシとチリ。
行列できてる。
f0160346_23303917.jpg

バーガー類はその都度たのむものは違っていても、常にチリは欠かさなかったな。
今日はこのあと、チーズバーガー。

BURGER KINGみたく、別資本で復活、とかしないものかな。
年内で撤退、というのは結構急なハナシで。
自分はそんなにファストフードにハマってはいなかったけど、
業界の栄枯盛衰というか、いろいろなチェーンがでてきたり、なくなったり。
森永ラブ(ツナマフィン!)とか、サンテオレとか、ドムドムとか、アービーズとか。

・・・昔バナシばかりですな、しっかし。
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-19 21:54 | 呑んだり喰らったり | Comments(2)

末広がり


月島の 立って呑むみせ 8周年
f0160346_11451068.jpg

おめでとうございます。

よき人 よき酒 よき肴・・・

今後とも、ひとつよしなに。
[PR]
by hey_leroy | 2009-12-17 23:25 | 呑んだり喰らったり | Comments(0)