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雪見桜もち

朝。 寝床のまわりの空気がしんと冷たくて目が覚める。
ああ、これは雪の予報が当たったな・・・窓の外を窺わずともわかる。

案の定。  景気良く降っとりますなぁ。

今回は積もりそうだなあ。
でも、仕事は休みなんだもんね。
ヨカッタ。。。
エアコンつけっぱで引きこもる。

今日のお八つは桜餅。
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日本橋 三はし堂謹製。
昨夜、仕事関係の宴会前に銀座松屋の地下で求めました。
ここでは火・金曜だけ日替わりの和菓子売り場で売っています。
めずらしい四角のお餅。
白いのは小倉あん、桜色の(写真だとわかりづらいけど、右側の)はこしあん。
降る雪を眺めながら、桜餅。
けっこうでございました。

昼過ぎには雪は雨にかわる。
すぐにビシャビシャ溶けてくる。あんまり積もりそうにないかも。
その方が何かと都合はよいのだけど。

夕方、買い物ついでに地元駅近くの焼き鳥屋へ。
コップの燗酒と鳥ネギ、シロ、つくねをタレで。
常連さんやお店のおかあさんと今日の雪の話や商店街の近況など肴にゆるりと1時間ほど。
ほっこりあたたまる。

帰ってから、冷蔵庫にさや入りのグリーンピースがあったので、豆ご飯にはちと早いかなと思い、サイの目に切ったジャガイモとベーコンと一緒にオリーブオイル煮に。
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ほっこりおいしい。



こちらもシンミリホンノリあたたまる。

"Georgia on my mind / Bix Beiderbecke"

随分と本を読みすすんだ如月閏日でありました。 
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by hey_leroy | 2012-02-29 21:57 | 呑んだり喰らったり | Comments(0)

♪うめぇ~は~咲いたぁか~

さくぅら~は~まだかいな~♪

どっちもこれからですな。

今年の冬はやっぱり寒かったようで。
横須賀近辺では、田浦梅林の梅も、三浦海岸の早咲きの河津桜も
例年より開花がずいぶん遅れているらしい。

河津桜、去年は2月25日に見に行ってる。
その時で八分咲き位。ビール片手に十分楽しめた。
今年はまだつぼみのも多いって。

そして田浦の梅の里・・・去年行ったのは3月11日の朝だった。
梅もしっかり咲いていた。
お昼まえに家に帰ってきてしばらくしたら、大きく揺れた。
自分の中では、梅と地震が直結したイメージになった。
これはもう一生変わることはないんだろうなと思う。

梅も河津桜も3月の2週目に入れば見ごろになるかな。
それが終わると、衣笠山の染井吉野か。

・・・なんていいながら、こちとら花より団子。
ひな祭りをフライングして、いただきまっす。

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築地の路地裏にある小さな和菓子屋さんの
「道明寺」「桜上用まんじゅう」「豆大福」。
春のお菓子たち。・・・豆大福はついつい、ね。
気付けばみんなアンコ物なのであった。

やや小ぶりで甘さ抑えめでリーズナボーで。
結構でございました。

こないだ小島政二郎の「食いしん坊」を読んでからの
和菓子食べたいモードが満たされた。
われながら影響をうけやすいタチだなぁ、と。

次回、桜餅篇!
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by hey_leroy | 2012-02-28 23:30 | 呑んだり喰らったり | Comments(0)

あなごちらし

☆北九州駅弁当謹製 あなごちらし寿し(箱寿し) 
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いただきものです。本来は小倉駅で売ってるらしい。
昭和40年から売られているロングセラー。
押し寿司のような木箱に酢飯がつめられ、
上には甘めのタレでこっくり煮られた穴子を刻んだのと
錦糸玉子、海苔がのっている。
すみっこには生姜漬け。

穴子はふんわり。素焼きにした真穴子を照り汁で煮あげている。
これだけをいただくと甘さ強めな感じだけど、
香ばしさもあって酢飯との相性はなかなか。
もう少し食べたいなぁと思うくらいのボリューム。
これ以上多いと人によっては単調に感じてしまうかな。
ワタシはあっという間に平らげてしまいました。
穴子大好き!

さてこちらの駅弁の採点は・・・

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あ~まんぷくまんぷく


本日はヨネスケの駅弁!空弁!食べて答弁!のパクリでお送りしました。

おそまつさま。
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by hey_leroy | 2012-02-27 22:55 | 呑んだり喰らったり | Comments(0)

食いしん坊 (小島政二郎)

昭和26年 小冊子「あまカラ」 第1号に寄せた随筆 「食いしん坊」 より

「大阪、京都は知らないが、東京は大地震でガタンとお菓子がまずくなり、今度の戦争で、また、ガクンとまずくなった」

「食べ物は、東京より上方の方がうまい。菓子も然り。しかし、大地震前までは---大負けに負けて戦争前までは、東京にもうまい菓子屋があった。例えば、本所一つ目の越後屋、日本橋の三橋堂、上野山下の空也、お成街道のうさぎや」

「あとは、どこのも似たり寄ったりで、甘いばかり。てんで砂糖のアクを抜いていないし、小豆の香りを残すことに苦心しているお菓子屋など、一軒もありはしない」

「甘いばかりが菓子の能ではない。いや、本当をいうと、甘くないのが菓子のネライでなければならない」

「甘い砂糖を使って、その砂糖の甘さを消して、木で熟したくだものの甘さに近い甘さを出すのが、日本の菓子の特長だったのだ」

「長い間幾代も幾代も掛かって、甘みに関する味覚を洗練して、菓子には菓子の甘さの標準がおのずと定まっていた。それに、小豆を使った場合は小豆の味なり香なりを殺さずに生かして残しておく。そのためには、砂糖のアクを抜いて、甘さを一定の甘さでとどめて置く秘訣を、或るえらい天才がいて会得したのだ。菓子の秘訣はこの二つよりない。この秘訣が奇麗に忘れられてしまったのだから、菓子は泣くより外はない」



小島政二郎、かく嘆きけり。「あまカラ」は昭和26年に創刊され、昭和43年に通算200号をもって幕を閉じました。大阪の菓子舗「鶴屋八幡」がバックアップ。その後の「銀座百点」などの先駆けになった小冊子です。その執筆陣の豪華さや、ダイジェスト版のことについては以前ここでも書きました。小島政二郎は肝煎りとして、創刊から最終号までのほぼ全号で「食いしん坊」を連載。

お菓子(和菓子)についてずいぶん憂えておられる小島先生ですが、この文章が書かれたのが昭和26年。もう60年も前。お菓子の甘さはその後さらに・・・いや、今は一時期よりは少しは甘さ控えめになったんでしょうか。羊羹とか練りきりとかお饅頭とか、本当に美味しいのって未知の世界だなぁ。谷崎潤一郎は 『陰翳礼賛』 で日本古来の「翳りのなかにある輝き」のことを書いていたけど、甘みについても同じようなことがいえるのでしょう。何事もドギツイのがあたりまえになってしまった。

雑誌あまカラに掲載されつづけた「食いしん坊」、単行本化もされています。全6冊だか、図書館の書庫の奥にねむっているようなので、読破しようと思っとります。とりあえず今回は第1巻を。
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小島政二郎は小説家、随筆家、俳人。1894~1994年(長生き~!)。永井荷風や谷崎潤一郎らの評伝や、小説「眼中の人」などがあります。この「食いしん坊」でも芥川龍之介や泉鏡花、菊池寛らとのエピソードが収められてます。 お菓子のことばかり引用したけど、ほかにも鰻やコーヒー、松阪牛や蕎麦のことなんかも書いています。しかし、昭和20年代後半は戦後の復興途中。ずいぶん贅沢な話も多いな。

ちなみに小島センセイは下戸。なので酒や肴の話はほとんどでてきません。それから、東京での美味しい菓子屋の筆頭として挙げていた越後屋さんは現在も「越後屋若狭」として、完全予約限定で主に茶席用のお菓子の製造販売をしています。夏場の水羊羹は昔も今もすこぶる評判はよろしいようで。機会があれば、一度食べてみたい・・・無理やり作らないと機会は絶対にない。
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by hey_leroy | 2012-02-26 08:31 | books | Comments(0)

うれしい報せ

夜。 仕事帰りの京急の中で携帯電話に着信アリ。
登録されてない番号。
地元ヨコスカの市外局番だ。
だれからだろ。
ちょいと気になって、降りてから発信。

!!!

昨年秋に閉店したjazz喫茶&barのママさんからだった。
そうか! 最後に行ったとき、連絡先って言われて書いといたんだった。

そして!噂は本当であった!!
来月1日から、以前とは別の場所でお店を再開するとのこと。
うれしいなぁ。
ヨコスカでJazzのレコードが聴けてリクエストもできてマッタリ過ごせるお店が復活だ。

横須賀中央の駅からすぐ、諏訪神社近くのディープなエリアの入り口あたり。
前のお店は大通りに面した2階で、人やクルマの行き交いをぼんやり眺めながらコーヒーやビールなどを啜ったものだけど、今度はどうかな。ママさん曰く、去年の秋から少しずつ内装をDIYしてたとのこと。

「狭いところですけど、またジャズも聴けますので」

楽しみだな~ ♪

家に帰って、缶チューハイで祝杯。


晩御飯は、冷蔵庫整理パスタ。
アスパラ、チキン、プチトマト、ツナ、玉ねぎetc。
麺も大盛り。具もモリモリ。

炭水化物上等。

明日の東京マラソンに参加する友人たちや職場の同僚の健闘を祈りつつ、
おいらもカーボローディングだ。

・・・いんや、ただの食べすぎだ。
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by hey_leroy | 2012-02-25 23:45 | days | Comments(0)

うちあげ

ダブルダイナマイツの先日のライブの打ち上げ@下北沢「都夏」の2階座敷。
楽器を持たずに集まるなんて、バンド結成から25年、初めてじゃないかな。
なんか新鮮。 都夏にくるのも10年以上ぶりだ。
昔話やら近況やら、ライブの反省・・・はあったっけか。。。 
さて、次回は来年か再来年か、それとも・・・?

後ろ髪引かれながらも翌日仕事のためヨコスカに帰る。
数分差で終バスを逃がす。
歩いてるとポツポツ雨が。
傘はない。


さて、3月もいくつかライブがあります。
またお知らせしますが、それぞれ楽しめると思います。
右上のinfo欄など見てやっておくんなまし。
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by hey_leroy | 2012-02-24 23:59 | days | Comments(0)

いい加減にしてみました

三宅裕司と伊東四朗を中心にした芝居(コント)、『いい加減にしてみました』。
1997年、2002年、2010年に公演が行われました。
前2回はソフト化(僕は深夜テレビの「劇場中継」を録画したのをもってる)。
3回目は出ないのかなぁと思いながらいつしか忘れていたら、昨年ひそやかに?発売されてた。
はやく見たい!とおもいつつ、とりあえずこちらをめっけたのでご紹介。





2002年の第2回公演より。
伊東さんの怪演がギラギラ輝く。
毎回のステージは5~6本のコントから成っているのだけど、お約束でかならず2本ぐらいあるのが、「どうしても歌ってしまう」シリーズ。80年代半ばに日テレでやってたSET+伊東さんの30分コント番組 『いい加減にします』 で生まれたパターンで、またこれが観れたのがほんとにウレシかった。

公演全体としては、面白いコントとそうでもないのと玉石混淆であったりするのだけど、「玉」の質の高さに惹かれて繰り返しみてしまうのです。 作りこまれているからこそ活きてくるアドリブ。使い捨てのお笑いばかりの今、これはかなりゼイタクな芸であります。

はやく観なきゃ、第3弾。 ゲストは沢口靖子なんだなぁ。
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by hey_leroy | 2012-02-23 22:21 | laughin' | Comments(0)

ささやかな日本発掘

体調は復活してまいりました。
炒り豆腐の卵とじかけごはんとか、食べてました。
食欲は落ちてないんだけど、若干養生っぽくしてみたり。
もう大丈夫。
今夜は三浦大根のタクアンを微塵に切ってチャーハンに入れてみた。
ゴマたっぷり。
塩気がきつくないから、美味しかったデス。
冷蔵庫に食材がなかったんデス。

こんな週の前半は、優しい本を。

『ささやかな日本発掘』 青柳瑞穂(講談社文芸文庫 1990年)

古美術との出会いやその魅力を、専門的な言葉でなく日々の暮らしの目線を通して穏やかに綴った随筆。初版は1960年。こういう地味だけれど滋味がある随筆に退屈をおぼえなくなったのは、自分が歳をかさねた所為か、それともこの時代の人が書く文章に慣れてきたのか。

青柳瑞穂(1899~1971。ちなみに男性)は詩人を経て仏文学者。骨董蒐集や美術評論でも名を成した。いくつかの歴史的な「掘出し」をした人でもあり、この本ではそれらのエピソードも収められているのだけど、世紀の大発見の栄誉を語るというよりも、「自分が好もしく思って手に入れたら結果的に貴重なものだったんだなぁ」というような感じ。大らかな時代ということもあったのかも知れないけど、本人の人柄の穏やかさがうかがえる。地方の農家の縁の下や蔵の中、町の古美術店の店先などにひっそりと息を殺すように存在していた画や焼き物、お面たち。現代では掘り尽くされてしまったのかな。でも、もしかしたら・・・。いやいや、そういうお宝発掘の本ではないのだこれは。美しいものとどのように向きあうか。毎日の生活に豊かさを見出すには。そういうことへのヒントが得られる・・・なんて書くと陳腐な自己啓発本みたいだな。イヤなまとめ方~。でも、気持ちが澄んでくるような良い文章なのですよ、ほんと。

何日か前にここでもチラッと触れた、川本三郎さんの書評集『小説、時にはそのほかの本も』。その本の中で、瑞穂氏の孫でピアニストの青柳いづみこさんが書いた『青柳瑞穂の生涯』を取り上げているのが気になり、この『ささやかな日本発掘』を読んでみたのでした。次はいづみこさんの本か、瑞穂さんの他の本か・・・。こうやって少しずつ興味が広がっていくのが楽しいんだな。ほんの少しずつだけど。

ただ、孫のいづみこさんによると『ささやかな~』における瑞穂氏の穏やかな筆致と実生活は異なっていたらしく、家庭を顧みずに骨董に入れあげるあまり家計は常に火の車であったとか。う~む・・・。この美しい随筆だけをしばし楽しんでいようかしらん。
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by hey_leroy | 2012-02-22 23:10 | books | Comments(0)

6年ぶりにBELLeが鳴るってよ

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夜、帰宅したら、ポストにKENTaくんからの荷がとどいていた。
音源と譜面と指令書。

来月、The BELLeが6年ぶり、一夜限りのライブをします。
くわしくはまたあらためて。

あらためるけど、3月29日の木曜日、吉祥寺曼荼羅です。

あらためますけれど、The BELLeにゆかりのあるミュージシャン多数出演です。

シルキーでエモーショナルでほろ酔いなKENTaくんの唄。
メロウでセクスィなコーラス陣。
ジャズィでソウルフルなリズム隊&ホーンズ。

体験済みの人も、まだの人も、まだちょいと先ですけど、ぜひチェックを!

このチャンスを逃がすと・・・
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by hey_leroy | 2012-02-21 23:19 | info | Comments(0)

鶏酒

風邪ひいたなあ。
熱がでたなあ。

こないだ読んだ種村季弘の 『好物漫遊記』 (筑摩書房 1985年)で"鶏酒"なる料理?飲み物?のことが書いてあったのを思い出す。

「ブツ切りにした鶏肉とショウガを焦げ目が付くまでゴマ油でいためる。香ばしくなってきたら度の強い焼酎をひたひたに注ぎ、しばらく煮だす。鶏ダシの出た焼酎スープを飲み、鶏肉の方は適当なタレで食べる。汗が滝のように落ちてあとがさっぱりと涼しくなるのである。」

台湾で、衰弱した病人や産後の婦人に飲ませるものらしい。 種村さんは夏の暑さをこれでのりきったそうだけど、あぁ、今食べても効きそうだ。・・・お酒はダメかな。

でも、おぼえておこう。

この『好物漫遊記』、とくに食べ物のことばかりを書いてあるわけではない。博覧強記の氏の興味の赴くまま、時代も場所もいったりきたり。ラドン温泉、天文台、月島のもんじゃ、サーカス、シモキタのおでん屋台・・・。ドイツ文学者でヨーロッパの古今のアンダーグランド文化に造詣が深く、そして下町の一杯飲み屋のカウンター席にもぐりこんでいたりもする。

川本三郎さんは 『小説、時にはそのほかの本も』(晶文社 2001年)で種村氏のことを「場末の酒仙」と評していた。 それで種村さんの本を手に取った。なるほど、と思った。 ほかにも、小島政二郎や青柳瑞穂、丸谷才一など、川本さんが紹介している本はどれも読みたくなる。 過度な装飾や比喩を排した簡潔な文章が良いんだなぁ。
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by hey_leroy | 2012-02-20 20:34 | books | Comments(2)