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如月晦日

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わわっ、二月おわりかっ・・・短い月だけど、やっぱり早っ!

来月は、わけあって、じっとガマンなのです。
基本、外呑みはせずに、引きこもります。      基本って?

買い込んだ、安くて度数だけは高いウイスキ舐めながら、枕元の未読本をめくって、やり過ごします。
あとは、音楽聴いたり、楽器吹いたり、録りためた古い映画をみたり・・・けっこうやることあるじゃん。

ちなみに、老猫ヒデトラにししゃもは与えておりません。。。
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by hey_leroy | 2015-02-28 22:26 | ぬこ | Comments(0)

ぶらり

本日休日。 そろそろ「三寒四温」なんて言っちゃってもよいかしら?

午後、七里ガ浜から長谷経由で鎌倉まで散歩。
七里から稲村まではR134の一本裏の道を。 西洋ナイズされた家々を眺めながら歩く。
稲村からは海から離れ、極楽寺の方へ。 このあたりは古き日本の家並み。
カラリとした海沿いの空気から一転、緑濃く、ちょっと湿度も上がったような。
極楽寺の切通を抜けて、長谷へと。
酒屋&セレクト食料品店の三留商店のラインナップをひやかして、Nカジさんのきしめん屋さんへ。
お届けものをして(本日のメインイベント)、今日はすぐに辞去。
由比ガ浜通りをぶらぶら。歩くたびに新しい店が増えてるなぁ。入れ替わってるのか。
昔ながらの鎌倉彫の店や研ぎ屋さんと、新しい洋菓子屋や雑貨屋などがあまり違和感なく並ぶ。
高い建物がないから、なんか気持ちが良いんだな。 そのまま鎌倉駅まで歩く。
さらに小町あたりを少し彷徨うも、気がのらず、どこの呑み屋にも古本屋にも入らず、江ノ電で帰宅。
こんな日もたまにはある。 ・・・鎌倉は漬物屋と手ぬぐい屋が増えたなぁ。

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自生している紫陽花は、咲き終えるとそのまま朽ちてゆく。
抜け殻というか咲き殻というか、そういう状態でずっと残っている。
家の近所にもそういう一帯があって、シーズン以外はなんとなく目を背けるようにしていたけれど、
今日の帰り道にふと目を向けたら、咲き殻の枝のそこかしこから、新しい芽吹きが。
毎年繰り返されていることなのだろうけれど、あらためて目にするとハッとさせられる。
今まで忌み嫌っていて、すまなかったねぇ。
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by hey_leroy | 2015-02-27 20:46 | カマクラとかフジサワであそぶ | Comments(0)

縁(えにし)に感謝

 大叔父のシゲタカさん。昨年の夏に93歳で亡くなった。疎遠な親戚づきあいだったので、その報せが来たのは最近のこと。大正10年、東京市下谷区金杉上町生まれ。山歩き、釣り、酒を愛した。生涯、絵を描き、文章を書きつづけた。亡くなる直前まで日本橋のタウン誌に連載を持ち、浅草の神谷バーの大常連でもあった。家族間での連絡はこの10数年間絶えていたが、酒友つながりで、偶然というか奇跡的に僕とシゲタカさんは再会できた。2011年夏。そのときのことは以前ここに書いた。
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 もっともっと話をしたかった。今の自分には聞きたいことがたくさんある。・・・でも、本当にこの時に会えて、呑めて、話せてよかった。機会を作ってくれたNonbeyさんには感謝しきれない。
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by hey_leroy | 2015-02-26 23:59 | days | Comments(0)

祈・回復

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おじいちゃまが鍋を振る小町の中国料理店。
臨時休業中。 心配である。

夕方、休日恒例のカマクラ呑み。
立ち呑み2軒ハシゴして、最後にいつものおばあちゃま酒場へ。

おばあちゃまから、この店のご常連でもある、おじいちゃまの具合を伺う。
今月いっぱいは休む予定だけど、快方には向かっているとのこと。

ゆっくり治して、再開してほしい。 

今度行くときの注文は決まっている。 「26番、塩で」

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「26番、塩」 は、白鶏麺の塩味。
澄み切ったスープ。 細麺。 別皿で供される蒸し鶏。

美味しいんですよ、これが。
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by hey_leroy | 2015-02-23 23:12 | カマクラとかフジサワであそぶ | Comments(0)

無伴奏

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"ジャズと喧騒の巷に神韻として四辺をはらう無伴奏!
現文壇の巨匠が奏でる天衣無縫の名曲!
オーケストラも及ばぬ百鬼園先生最新の曲目十七を悉く収録した絶妙の随筆集!"


ナカナカ激しい帯文だこと。
『無伴奏』  内田百けん(「けん」は門構えに月)  (三笠書房 1953年)

百鬼園先生の本、持ってるのは文庫ばかりなので、一冊は単行本が欲しいなぁ・・・、
でも安くて面白いのでないとなぁ・・・、
などと思っていたら、カマクラの古書店で800円で見つかった。 うれしい。
内容も、宴会の話、鉄道の話、身辺随筆のほか、中村武志の本への序文や、対談など。
巻末には短編小説「由比驛」も収載。 バラエティに富んでいて、さらりと濃ゆい百鬼園節を堪能。 
文庫で出ているのはテーマごとに編まれたものが多いので、オリジナルの配列で読むと、
印象がまた変わって楽しさが倍増する。
深そうでいて深くなさそうで、やっぱり深そうな処世のあれこれ。
意図していないようでいて、確信犯かとも思わせるユーモア。
ずるずると引き込まれ、引き込まれ、引き込まれてゆく。

煩わしい来客を牽制するために玄関外に貼り紙をしたセンセイ。

蜀山人 
「世の中に 人の來るこそ うるさけれ
とはいふものの お前ではなし」

亭主(百鬼園)
「世の中に 人の來るこそ うれしけれ
とはいふものの お前ではなし」

                      (「お前ではなし」より)



 この日は、散髪したり、古書店にいったり、税務署にいったりしてから、夕方、鎌倉霊園に墓参に来たという後輩のM女と待ち合わせ、まずは小町裏の古書立呑酒場でレモンサワーをクイクイ呑む。あとで地元の朋友Nカジ氏も合流して、御成にあるスペイン酒場でタパスつまんでワインやシェリーをガブガブ呑む。その後、ふたたび小町へ。K太郎クンの薪窯ピザの酒場でクラフトビールをグビグビ呑む。 酩酊す。
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by hey_leroy | 2015-02-20 23:57 | books | Comments(0)

老猫閑話

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実家ネコ、秀虎、17歳。
先日、いつも寝床にしている父のベッドの上で吐いてしまい、叱られた。

数日たって、またやってしまった。

怒られる!と思ってか、自分からは決して寝室に入らず、リビングのソファから様子をうかがう。
・・・親父、どんだけの怒り方したんだろか。
というより、日ごろ、家族の誰よりも蜜月な関係にある父に怒られてショックだったのか。

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もうドアノブに飛びついたりはできない年になってきた。
そのかわり、やたらにおしゃべりするようになった。 おもに父と。
ネコ語で返す父。
その会話は、愛の交歓か、老爺の愚痴の言い合いか。
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by hey_leroy | 2015-02-20 09:09 | days | Comments(0)

もの食う話

ここ数年、食味随筆を多く読んできて、さすがに食傷気味かなぁという感じでもあったのだけれど、文庫新刊コーナーで目に留っちゃったりすると手に取らずにはいられぬ自分がいます。

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 『 もの食う話 』    文藝春秋編  (文春文庫 2015年)

1990年に出版された内容に、新たに数篇を追加した増補新装版。1990年なんてこないだのような気がするけど、四半世紀前となると・・・隔世の感あり、というやつです。

古くは小泉八雲、森鴎外、永井荷風から内田百間、大岡昇平、武田泰淳、岡本かの子、吉田健一・・・そして向田邦子、色川武大、赤瀬川原平などなど。あわせて36の、ものを食べることにまつわるお話。既読作品も結構あるけれど、その配置によって、また新鮮に楽しめるところがアンソロジーの醍醐味。音楽のオムニバス・アルバムにもいえることで。
 
随筆だけでなく、小説が多く収められているところにこの本の面白さがある。吉行淳之介の「出口」、中島敦の「幸福」、筒井康隆の「人喰人種」など・・・食が絡むと、話はそれなりにエグ味が増し、奇譚となる。どれも、さらりとは流せぬ話たち。随筆にしても小説にしても、食と真正面から向き合って書かれた文章は、その「さらけだされたもの」に気圧される。そして、それらの作品の配置の妙。古い作品もオリジナルのままの字体、仮名遣いで活字組みされていることとあわせ、編集者の意気を感じる。
 
近年、食のアンソロジーがちょっとしたブームになっているけど、それらの"お洒落っぽい装丁で、ちょっと懐かしい生活感がいい感じ"な内容(私見です)とは一線を画すゴツっとした読みごたえ。お腹いっぱい。
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by hey_leroy | 2015-02-19 20:28 | books | Comments(0)

blossom

ブロッサム・ディアリーが84歳で亡くなって、この2月で6年たった。

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Blossom Dearie。 可愛らしい名前。 本名です。
今日のような、寒くて、春を待ち遠しく感じる日に思い出す。





盟友、Dave Frishbergが書いた"Peel Me A Grape"。1967年のライブ盤でも歌ってる曲。

彼女の歌とピアノを聴けば、いつだって温かい気持ちになれる。
どこか遠いところで歌っているのではなくて、すぐ近くで自分のためだけに歌ってくれているような。
寄り添ってくれているような。

 
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by hey_leroy | 2015-02-18 08:51 | | Comments(0)

やっぱり呑む

本日休日。

午後、カマクラヘ。
税務署に行って、申告を確定させる。
受付初日に行くなんて、まるで芸能人みたいじゃないか。
・・・本当に確定したかは"???"だけど。

うららかで暖かい陽気。
ブラブラと材木座あたりまで散歩。
海岸で和んで、さて・・・。

呑むのを控えるといったばかりなのに。
日が落ちる前からのハシゴ酒。嗚呼。

最後は、いつものおばあちゃま酒場。
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瓶ビール1本と、突き出し(サービス)のおからだけで。すんません。
おから、しっとり美味し。
常連のおじいちゃま、足を痛めたとのことで、気がかり。
お店(中華料理店)も開けなかったみたいだし。

20時前には帰宅するも、ほぼ完全体なり。
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夕飯は、ちらし寿司、豚汁、菜の花の天ぷら。
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by hey_leroy | 2015-02-16 23:59 | カマクラとかフジサワであそぶ | Comments(0)

このごろ読んでたもの

夜、風強し。
あちらこちらで空き缶やらなにやら飛び交っている。
夕食はクリームコロッケ、具だくさん豚汁、牛蒡と油揚の炊き込みご飯。

外呑みガッツリ、家での晩酌もシッカリな日がつづいていたので、本を開くことが疎かになっている。
追われて読むのは不本意だが、積まれたままの本を横目に見ているのも面白くない。

そんななかでも、少しは・・・。備忘メモとして。

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『雑踏の社会学』  川本三郎 (ちくま文庫 1987年)
 サブタイトルは「東京ひとり歩き」。初出は1984年。新宿、渋谷、銀座、池袋などの都心部から吉祥寺、麻布十番、さらには赤羽、洲崎へと。街歩きの達人による東京ルポルタージュ。書かれたのが30年前ということで、盛り場の様子も懐かしい。驚くのは、川本さんのブレなさ加減だ。これからバブルへと向かっていこうという浮かれた時代に、雑踏にまぎれて匿名の人となり、場末の大衆食堂でビールを1~2本(グダグダになるまで呑んだりしない)。当時40歳。現在もスタンスはまったく変わっていない。


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『ごぶ・ゆるね』  安藤鶴夫 (旺文社文庫 1980年)
 昭和30年代後半から、亡くなる昭和44年までの随筆など。東京・神田の思い出を綴った「ずいひつ・かんだ」、古本についてのあれこれや書評をまとめた「古書店あるじ」、そして大学時代からの親友との往復書簡を収めた「ごぶ・ゆるね」の三章からなる。歯切れの良い東京言葉が文章になっていて、心地よい。 随筆だけでなくて、専門の演芸評論などもそろそろ読んでみようかな。タイトルの「ごぶ・ゆるね」は仲間内で使っていた言葉で、「ご無沙汰、ゆるしてね」の略。 仏文学者・齋藤磯雄との往復書簡(この直後に安藤は急逝する)、そして、齋藤によるあとがきが心に残る。


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『わがままな食卓』 沢野ひとし (本の雑誌社 1999年)
 椎名組(あやしい探検隊)のイラストレーター、ワニ目の沢野(敬称略)。古本屋の店頭で見つけて手を伸ばした。食に関する随筆集。さらりと読み終える。僕はこの人が書いた「東京ラブシック・ブルース」とう青春小説が好きだ。60年代のカントリー・ウエスタンバンド。ほろ苦い恋。・・・沢野さんの文章は、この「ほろ苦さ」が滲むものが秀逸だと思っている。今回の随筆集でもいくつか。すれすれのニヒル感。読む人によってはすれすれでアウトかもしれないけど。
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by hey_leroy | 2015-02-15 23:55 | books | Comments(0)