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おおつごもり

前日の酒がなんとなく抜けきらない。
鎌倉~大船~藤沢とまわって、たっぷりいただいた。

今日は大晦日。
夕刻、予約していた年越し蕎麦を受け取りに、鎌倉へ。

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若宮大路沿い、八幡宮のすぐ近く。懇意にしているお蕎麦屋さん。
年越し蕎麦を手繰る人たちで結構な賑わい。
・・・ちょっと呑んでいっちゃおう。


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生ビール。菊正宗のお燗びん。とろろ磯辺揚げ。
沁みますなぁ。
しみじみと傾ける。



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お、山崎方代の額がある。

「ゆえ知らぬ涙は下る朝の陽が茶碗の中のめしを照らせり」

今年は歌人・山崎方代を知り、港家小柳から浪曲の魅力を知った。
来年はどんな出会いがあるだろう。


店を出て、八幡様の入口で一礼して、小町通り裏へ。
二軒ほどまわる。

Tスケで、ハイボールと春菊の天ぷらと辛味大根おろし。
それからお椀でお蕎麦を。
・・・あ、蕎麦たべちゃった。ま、いいか。


H文庫では振る舞いの樽酒をいただき、ぬか漬けとレモンサワーを。


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大晦日だけど、正月気分。
来年もお世話になります。

後ろ髪をひかれつつ・・・
年越し蕎麦を持ち帰るミッションを忘れてはならぬのです。



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江ノ島をながめつつ帰宅。

年越しそば、細切りでノドごしよろしく、ツユもキリリと美味。
家族も気に入ったようで、よかったよかった。

風呂に入って、ビールを呑んで。

さて、年越しか・・・というところでまさかの寝落ち。
樽酒が効いたか。

ははは。

一年の総括もなし。・・・毎年してないけど。
今年も最後まで良く呑みました。

来る年も、どうぞよろしく。


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by hey_leroy | 2015-12-31 23:59 | カマクラとかフジサワであそぶ | Comments(0)

師走閑話

朝風呂&ちょびっと掃除。

夕刻。カマクラの酒場数軒に、年末のご挨拶。
今年はカマクラ一辺倒だった。
酒場だけでなく、寺社や美術館などにも。
離れていた時期が長いとはいえ、地元のことを知らなすぎるなぁと思って。
とはいえ、呑んでることが一番多かったけれど。
以前のように夜更けまでダラダラということはあまりなくなった。
早い時間にダラダラ呑んでる。弛緩&弛緩。

小町のおばあちゃんの店は9月から休業中。
気力がなくなっちゃったのかなぁ。
元気だったら、それで良いのだけれど。


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なんとなく齢をかさねてきたけれど、今まで家族に任せっきりだったお寺さんのことも、ぼちぼちなぁ・・・などと思ふ年の瀬。

おそいって。

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by hey_leroy | 2015-12-28 23:14 | days | Comments(0)

師走閑話

クリスマスも過ぎて、いよいよ年の瀬へと。

今年のクリスマスはめずらしくチキンまみれ。
炭水化物が入る余地がなかった。
ケーキは別腹。お約束。
シュワシュワするお酒もたまにはね。

自分として、もっとめずらしかったのは、
クリスマスの音楽をほとんど聴かなかったこと。
いつもなら12月に入るとあれやこれや引っぱり出すのだけれど。
今年は、25日にNRBQとDavid Grismanのをちょっとかけただけ。
まぁ、こういう年もあるのだろう。


* * *


浪曲師・国本武春が亡くなったことは少なからずショックだ。
異種格闘技的なセッションや子供向け番組などで、浪曲の裾野をひろげた。
・・・ひろげたというより、衰退の一途をたどる浪曲界をなんとか繋ぎ止めていたといえるのではないか。
自分は、今年港家小柳師匠を通じて遅ればせながら浪曲の魅力に触れることができた。
これからいろいろ観たり聴いたりしたいという時に、大看板の55歳での死は残念すぎる。


* * *


師走ということで、録画してた『サラリーマン忠臣蔵』を観る。
討ち入りの日は過ぎてるけど、まぁ、よし。
森繁が好き、というわけでもない。小林桂樹は好き。
東野英二郎は黄門様よりも性悪な悪役の方がやっぱり似合う。
マンネリズム万歳。


* * *


カマクラの古本屋で、殿山泰司の文庫を買う。

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『三文役者の無責任放言録』 殿山泰司 (ちくま文庫 2000年)

1966年に出た本。自称三文役者、殿山泰司(1915~1989)の初めての著作。酒とかオンナとかニッポンとか役者稼業について放言しまくっとる。今ではなかなか出版できないような(エログロではない)。50年前のものとは思えぬカッコよくて面白い文章。代名詞ともいうべきジャズやミステリー小説の話題はまだほとんど出てこないが、ひとりツッコミひとりボケとか、カタカタを多用した「昭和ケーハク体」の元祖といえる文体はビシバシとキマってる。監督・川島雄三や女優・乙羽信子を語った文章などは、胸が熱くなる。愛に満ちた放言録。

このあと何日かして同じ古本屋に行ったら、もう三冊、殿山泰司の文庫が並んでた。未読のものばかり。買え、ということか。年末年始は殿山泰司に明け暮れるかな。それもよいかも。


* * *


今日は、ヨコハマのスタジオへ。
年内最後のセッションだった。おそらく。
だんだん音の密度が濃くなってきた。
来年はライブができたらいいな、と思う。

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by hey_leroy | 2015-12-27 23:59 | books | Comments(0)

煙突の入り口かと思ったんぢゃが・・・

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お。もうすぐ日付がかわります。

みなさまにおかれましては、すてきなクリスマスを。



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by hey_leroy | 2015-12-24 23:50 | days | Comments(0)

備忘メモ 師走に読んでた本

随筆と私小説。
その違い、よくわからない。
事実に即していながら、多少のフィクションも入るのが私小説?
でも、まったくのノンフィクションな私小説もあるだろうし、
随筆だからってすべてが事実とはかぎらないし。
どうでも良いといえば、どうでも良い。

「私小説」と聞くと、「赤裸々」という言葉がうかぶ。
自分のみならず、家族や知人の、本来は秘匿しておくべき事柄を世に晒すような。
身勝手だったり自堕落だったり刹那的だったり。
・・・イメージだけど。

でも、小沼丹や庄野潤三の文章を読むとなんとも落ちついた気分になる。
食後においしいお茶をいただいているような気分。
こういう私小説ってのもあるんだ・・・。と、よくわかっていないなりに。

日々の暮らしのまわりについて淡々と書かれている。
ふんわりとしたユーモアがある。

簡単に書かれているようだけれど、語句は厳しく吟味されているように思う。
過剰を排し、削ぎ落とされた美しさというか。

庄野潤三は先月から、小沼丹は今月になって、少しまとめて読んでいる。
ふたりは友であり、井伏鱒二という共通の師がいる。



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『小さな手袋 / 珈琲挽き』 小沼丹 (みすず書房 2002年)
 小沼の没後に庄野が編んだ随筆集。ふと目にした景色、酒場で会った人、旅先の思い出。どうってことない話のようで、読んだ後に何ともいえない余韻が残る。不思議とすぐに読み返したくなる。


『貝殻と海の音』 庄野潤三 (新潮社 1996年)
 夫婦の晩年を書いてみたいと思って始められた日記のような私小説。シリーズ第一作。同じような毎日でも、まったく同じ日はない。多摩丘陵・生田に暮らす夫婦。孫たちの成長に喜び、季節の移り変わりをたのしむ。おだやかで感謝に溢れる日々。


『ピアノの音』 庄野潤三 (講談社 1997年)
 シリーズ第二作。庭に咲く花や訪れる小鳥たち。頻繁におすそわけしあったりするご近所づきあい。夕食後、夫のハーモニカに合わせて妻が唄うのだ。なんて素敵な。


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『せきれい』 庄野潤三 (文藝春秋 1998年)
 シリーズ第三弾。今年も季節はめぐるのだ。孫たちが少しずつ成長している。続けて読んでいると他人のような気がしなくなってくる。なにかにつけ、描写がこと細やかなのだ。庄野家の出来事がなんでもわかったような気になってしまう。


『椋鳥日記』 小沼丹 (河出書房新社 1974年)
 小沼丹のロンドン滞在記。というか私小説なのか。1972年、早稲田大学の在外研究員として半年間暮らした。娘さんと一緒に。なんの研究かはわからないけど、ビイルを呑み、あたりを散歩し、知り合った家族らと食事したり、たまには遠出をしてみたり。ロンドンではあるけれど、日本のそこらへんの町にいるのと変わらない感じで書かれてるのがかえって面白い。部屋から見える「老人の家」のこと、孫煩悩な床屋の親爺のこと、スモークサーモンがおいしいレストランのことなど。じんわりくる。


『清水町先生 井伏鱒二氏のこと』 小沼丹 (筑摩書房 1992年)
 小沼丹が師・井伏鱒二のことを記した文章をまとめたもの。随想であったり、全集の解説だったり。ふむふむと読む。井伏鱒二。何冊か読んだけど、今度じっくりいきますか。



あ、上の画像に一緒に映ってるもう一冊は、趣がずいぶん異なりまして。

『葉山日記』 吉田仁 (かまくら春秋社 2002年)

 マガジンハウスの編集者だった著者の1992~2001年までの日記。仕事の話はほとんどなし。銀座で呑み、終電に飛び乗り、逗子や鎌倉で呑み直して、葉山にタクシーで帰るという日々の記録。休日は葉山を散歩し、そして呑む。葉山では今夏亡くなった詩人・奥成達氏とつるんでいる。人と会っては呑む、の繰り返しが淡々と記されているのだが、なぜか読み出すとやめられない。酒が出てくればなんでもいいのか。いや、その奥に何かがあるのだ。何かが。




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by hey_leroy | 2015-12-23 23:02 | books | Comments(0)

冬至だ ゆず湯だ かぼちゃだ

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今日は冬至。
いよいよ夜より昼が長くなる。
一生なんて、冬至と夏至とが繰り返されてるうちに過ぎてしまうのだ。

ゆず湯に入ろう。
仕事帰り、カマクラ。なかなか寒い。
大町から材木座方面に少々歩くと、あります。

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清水湯さん。
築60年弱?の昭和銭湯。
脱衣所の天井も高くて、開放感あって、やっぱりいいなぁ。
夜7時前。適度に混んでる。
ゆったり湯船に浸かって、あったまる。
もちろんゆず入り。
ネットにゴロゴロ入って浮かんでる。
だいぶフニャっとしてるけど、柚子香はまだ健在。

しっかりとあったまったところで。
湯冷めしない程度に呑みに行こう。
鎌倉駅方面へ。


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一軒目。湯上りホッピー。生ビールのごとくグビグビと。
カボチャ煮があった。冬至アイテムコンプリート。
知った顔たくさん。長居しそうになるのをこらえて。


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二軒目。燗酒を二杯。
「有加藤 古醸」と「一生住吉」。どちらも山形の酒。どちらも好み。

これで身体のウチからもポカポカに。

いい気持ちで帰宅。

そういや、去年の冬至は神楽坂の熱海湯でゆず湯につかったんだ。
で、近くの伊勢藤で燗酒と一汁三菜の肴であったまって。
それから新宿の寄席・末廣亭へと。
ちょっと風情を狙いすぎな行脚だったかも。。。楽しかったけど。

今年は都内がますます遠くなったような感じがする。


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by hey_leroy | 2015-12-22 22:54 | カマクラとかフジサワであそぶ | Comments(0)

師走閑話


先週見逃したNHK日曜美術館の再放送を観る。
来年1月で閉館する神奈川県立近代美術館・鎌倉館の特集。
美術館の歴史や性格。所蔵作品や日本屈指のモダニズム建築について。
バランスよく語られた番組だった。
地域のアーティストや文士らと学芸員とのつながりなど、
鎌倉の、ゆるやかでおおらかな雰囲気の中で育まれてきた美術館。
建物の細部もたっぷり撮影されている。
これは大切な保存版になった。

そういえば。
CSでの原節子特集なんてのもたっぷり録画しちゃったし。
図書館から借りてる本も枕元に積まれてるし。
年末年始、それほど休めるわけではないので、どれだけ消化できるか。
でも、正月、まずは六角さんの「呑み鉄本線・日本旅」の録画を見よう。
(こないだ第三弾やったんだ。年明けに再放送もありますよ)
もちろんゆっくり呑みながら。できれば朝っぱらから。

あ、その前に今週はクリスマスか・・・
例年だとぼちぼちクリスマスアルバムなんかを引っぱり出すんだけど、
まったくそのような気分にならない今年。

あんまり冬の寒さを実感していなかったり、
あんまり都会の喧騒につつまれていなかったり、
あんまり世間への関心が・・・まぁ、いいか。

前日や当日になったら、きっとケーキも食べるし、
ハッピーホリデイな曲をかけたりもするのでしょう。

年越し蕎麦の予約は、本日完了。


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by hey_leroy | 2015-12-20 23:32 | days | Comments(0)

歳月

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『歳月』 安藤鶴夫随筆集 (講談社文芸文庫 2003年)

 伝統芸能についての批評や、東京下町の風物などを情感たっぷりに描いた「アンツルさん」こと安藤鶴夫(1908~1969)。そういや、去年の歳末も読んでいたっけ。『年年歳歳』に『雪まろげ』なんて、いかにも年の瀬に読みたくなるタイトルだもの。

 この文庫は、アンツル随筆のアンソロジー。『雪まろげ』、『わたしの寄席』、『わたしの東京』、『雨の日』、『年年歳歳』という5冊の随筆集から選ばれた全25篇。そのうち既読のものは8篇ほど。志ん生、文楽、三木助や講釈師・桃川燕雄といった芸人たちの思い出。むかしの東京風景。作家、久保田万太郎や長谷川伸のこと。浅草のどぜう屋。祭り・・・。さっぱりしていながら、どこか人懐っこい文章。


「このごろ、よく、こんなことを考える。
 いま、古い、といわれているものが、ほんとうに、古いものなのだろうか。いま、あたらしい、と、いわれているものは、ほんとうに、あたらしいものなのだろうか。(中略)
 古い、ということだって、あたらしい、ということだって、そんなちょろッかな、そんな単純なことではあるまい。古い、ということだって、あたらしい、ということだって、もっともっと、きびしく、たいへんなことなのである。(中略)
 古くもなければ、あたらしくもない、なんだか、あいまいなものが、いま、わたしたちの身のまわりに、充満している。芸とか、芸術の世界がそうだし、みまわしてみると、古くもなければ、あたらしくもない、そういう、中途半ぱな、あいまいな、なんでもないものばかりで、いっぱいである。ほんとは、そんなもの、入らないのだ。
 東京で、わたしは生まれ、東京で、育ち、東京で、いまも、こうしてくらしている。その東京の町でいうと、赤坂や六本木があたらしくって、上野や、浅草が古い、とは思えない。
 あたらしいビルが立って、はじめ、目をそばだてるが、二年か、三年たって、そこを通りかかると、建物はまだ、きれいだけれど、もう、ちっとも、魅力のないビルになっている。すぐ魅力をなくす、ということは、ほんとうに、あたらしくはないからではないのか。(後略)」
(「わたしの東京」昭和42年)


ちょっと情に訴える感じが強いかもだけど、そこが魅力でもあって。
「古いもの」に惹かれることが多い自分だけれど、「温故知新」とはなにか。
「古人の跡をもとめず、古人の求めたるところをもとめよ」とはどういうことか。
そんなことを頭の隅っこにおきながら、来年は暮らしてゆきたいと思っております。

・・・年越し気分にはまだ、チト早いね。

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by hey_leroy | 2015-12-19 22:17 | books | Comments(0)

師走閑話


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まかないサワー。ししゃも醤油煮。野坂昭如。

鎌倉H文庫にて。

ししゃも。みりん醤油でしっとりほっこり。おいしい。

ちょいとハシゴして、19時には帰宅。




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by hey_leroy | 2015-12-18 20:41 | カマクラとかフジサワであそぶ | Comments(0)

スカ呑み収め2015

仕事を終えて、ヨコスカへ。
おそらく今年最後のスカ呑み。

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まずはドブ板近くのこちらへ。
営業時間、17時から19時30分まで。土日祝日休み。高ハードル。
おかあさんもお元気そうで。
おからとサラミ。
ホッピーとコップ酒(ハナハル)。

その後、かなりひさびさに国道沿いのYイチ君のバーでビール呑んで。
大滝町のヨシさんのjazzyなお店でクリスマスエールと、バーボンを。


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製造終了したクレメンタイン。まだここではいただけます。
バランス良くて、お気に入りのバーボン。

若松町の大衆酒場S戸屋さん。
今年創業100周年!
大女将もお達者で。
ジャガイモごろりの煮込みも変わらぬ美味さ。


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で、来週で寿閉店となる酒場におめでとうを言いにいき(これが本日のメイン)。
Yちゃん、おめでとう。おしあわせに。

最後はブルーノートで一杯。
ママさんと談笑。

以上。

一晩では回りきれないなぁ。わかってはいるけれど。

でも、良い夜でした。
また、来年。




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by hey_leroy | 2015-12-17 23:59 | スカ呑みスカ喰い | Comments(0)