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北斎と應為

昼間、テレビで「おんな北斎」というドキュメンタリーを偶然みました。
絵師・葛飾北斎と、その三女お栄(画号は應為)の話。
お栄は、北斎の助手を務めながら、自分の作品もわずかながら残しています。
彼女の画才は秀でていて、ものによっては北斎を凌いでいたとの説も。
番組でも紹介されていた『吉原格子先の図』は、なんだか現代的というか、
グラフィカルというか。
北斎と應為_f0160346_075975.jpg

光の陰影とか、とても江戸時代に描かれたものとは思えない雰囲気です。
実物を間近で見てみたい。
原宿にある太田記念美術館では、現在「江戸の彩 珠玉の浮世絵コレクション」なる展示が
されているけど、そこには出てないのかなあ。

北斎・お栄つながりで・・・。
本屋で、杉浦日向子の「百日紅」(ちくま文庫)を立ち読み。
北斎とお栄、そしてふたりを取り巻く人々の日常と非日常。
江戸の市井の精緻な描写と、ちょっと幻想的なエピソードも。
きょうの番組とかぶっている内容もあって。
そういえば、ナビゲーターで出演してた荒俣センセイは、杉浦さんの元旦那だったような。
買おうかと思うも、何故か上・下巻のうち上がなくて下が2冊あった。
またの機会に。

そうそう、実家から圧力鍋用の蒸しかごと、かごをのせる三脚を持ってきました。
今までは鍋だけもらって使ってて、蒸しかごの存在を忘れていたのでした。
ふっふっふ・・・これで、「2段調理」もお手のもの。
芋ふかしながら、肉を煮るぜ、みたいな。
by hey_leroy | 2010-02-07 23:36 | art

たゆむあした、ゆるむゆうべ。カマクラ発、ユルマッタリな日々。読み返されない備忘録。


by hey_leroy