湯豆腐
2011年 01月 13日
録画しておいた『渡り鳥いつ帰る』 を観ながら。
1955年の映画。永井荷風原作の複数の小説を再構成したもの。田中絹代、森繁久弥、つい先日亡くなった高峰秀子らが出ている。みんな若い。荷風作品ということで、舞台は墨田の「鳩の街」。戦後の赤線地帯で働く女とその周りの人たちの日々を描いている。 当時の浅草がでてきたり、どじょう屋におでん屋、そして娼館などが舞台となっていて、興味深い。
この作品以外にも、今月はCSで昭和30年代頃の東京・大阪の雰囲気がたっぷり感じられる映画が特集されている(日本映画専門チャンネル『東京・大阪映画散策~銀幕に見る失われた昭和の風景~』 →HP)。 毎朝のように録画セットだ。
明日14日の東京の最低気温は0℃の予報。 神保町にでかけよう。