瓜の鉄砲漬け
2011年 09月 04日
横須賀・米が浜の横丁にある焼き鳥屋さん。串に刺さった鳥皮の味噌煮や合鴨つくね、ジューシィなささみフライなどを頬張りながら、激濃で激安のホッピーをグビリとやるのが至福のとき。焼鳥とか唐揚げの他にもギョーザや焼き飯、オムレツなど、ガツンとくるメニューがたくさん。自衛隊関係のお客さんが多いので、安くてパワフル。
そんななかの癒し系メニューが、これ。
瓜の鉄砲漬け。ウリの中をくり抜いて、紫蘇で包んだミョウガとか・・・唐辛子とか・・・なんだろ?・・・を詰めて漬け込んだもの。これがポリポリと後をひく美味さで、ホッピーやサワーがすすむことよ。日本酒にも、それからご飯にも合いそうだなぁ。結構たっぷり、ひとりでは食べきれない量なので、何人かで呑むときに頼むのだけど、今日はどうしても食べたくなってオーダー。案の定食べ切れなかった半分ほどを、おかあさんに無理言って包んでもらいました。フフフ。
というわけで、家でもポリポリ。やっぱり白いご飯にも合うあう。
明日はお弁当にも入れてしまおう。
この瓜の鉄砲漬けは、千葉は成田の名物らしい。そういえばここのマスターは成田出身だ。海上自衛隊に入って、広島の呉でおかあさんを見初めて、同じく基地の町、横須賀で店を開いて50年(!)。 おかあさんの実家は呉の有名な鳥料理屋さん。店名も同じ。なので、ここでは呉スタイルの鳥皮味噌煮などの鳥料理が食べられるのだ。 そして、マスターの故郷の鉄砲漬けもひっそりとホワイトボードの片隅で出番を待っている。
なんかいいなあ。