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笛にうかれて 逆立ちすれば

3月も今日でおしまい。
あしたから年度も新たに。

イキオイでmixiもtwitterもfacebookもやめてから数ヶ月。
とくに何かあったわけではないのだけれど。
心配かけちゃった一部の方、その節はごめんなさい。

でも、なんとなくサッパリしたような。
少しの間はちょっと気になったりとかしたけど、すぐ慣れた。
ええ、ええ。 わたしゃアナログ人間ですもの。

携帯電話の充電が長持ちするようになったり、
本を読む時間が増えたり、
酒場で、目の前の酒や肴と(より一層)じっくり向き合うようになったり。
・・・いや、そこは変わってないか。
あと、ここに書き散らかす頻度が上がったってのも。

不便に感じたことは、ライブのお知らせがなかなか行き届かないこと。
でも、それぐらいだったような。

あ、内海桂子師匠のつぶやきが見れなくなったのは残念。
(アカウントなくても覗きにはいけるからいいんだけどね)
内海桂子師匠と小沢昭一さんの言動は、とっても興味深い。
世論の流れがどうであろうと、自分が生きてきた経験から判断する。
言葉に重みがある・・・な~んて、ただオモシロイってのが一番の理由だけども。
落語の世界のご隠居さんみたいな。

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『笛にうかれて逆立ちすれば』小沢昭一百景 随筆随談選集⑤ (晶文社 2004年)

そんな小沢さんの随筆随談選集。全6冊中の5冊目を読了。
今巻のテーマは「大道芸・縁日・俳句」。
でました! 香具師、門付、万歳、猿回し、サーカス・・・。
日本やアジア、果てはフランスの放浪芸や大道芸。
小沢さんの真骨頂。
既に読んだ事がある文章が結構あったけど、やっぱりおもしろい。
高校の頃ほんの少しかじった民俗学、ちゃんと勉強しても良かったなと思う。

ほかにも相撲や写真、そして東京やなぎ句会のことや週刊誌の俳句欄の選者コメントetc。
相撲はスポーツである以前に芸能である、という主張には思わずうなずく。
八百長問題のときも小沢さんのコメントはぶれなかったなぁ。

あと1冊で全6巻も終わりかぁ。まだまだ他のも著書もあるから読んでいこうっと。


SNS、そのうちシレッと復活してたりなんてこともあるかもしれませぬ。
でも、その前に高性能のAMラジオがほしいな。
テレビのニュースとか、ほんとに何を報道してるのやら。
ラジオの方がよっぽどタメになるんじゃないかと思う。



「越後獅子の唄」 作詞:西条八十 歌唱:美空ひばり

笛にうかれて 逆立ちすれば
山が見えます ふるさとの
わたしゃ孤児(みなしご)街道ぐらし
ながれながれの 越後獅子
by hey_leroy | 2012-03-31 22:06 | books

たゆむあした、ゆるむゆうべ。カマクラ発、ユルマッタリな日々。読み返されない備忘録。


by hey_leroy