朝からガッツリ
2012年 11月 15日
朝7時20分、港区海岸1丁目。
芝浦の海岸通り沿い(といっても埋め立てがすすんで今は海岸から離れてて、頭上には首都高がとおってる)、日の出運河の脇にたたずむ大衆食堂で朝ごはん。
ここ、前から気になってたんだ。。。念願かなった。
今朝はいつもより早く目が覚めた。まだ巷のお爺ちゃんたちも寝ている時間だ、きっと。
冷え込みキッツイなぁと思ったけど、不意にこの店のことが浮かんでガバッと起床。
朝ごはん食べず、弁当も作らず、普段よりさらに早めにヨコスカを発つ。
で、京急の特急に座れちゃったりで、さらにさらに早く品川についてしまう。
いつも以上にゆっくりあるいて、札の辻陸橋の上から新幹線を眺めたり、運河のカモメを眺めたり。
7時半開店かなと思ってたけど、7時20分に着いたら、もう暖簾が下がってた。
店内には4人掛けのテーブルが4卓くらい。けっこう無造作な配置。
入って奥に広い厨房。おじさん2人が仕込み中。
どうやら、お昼の持ち帰り弁当やランチがメインで、朝は数種類の焼き魚のほかは、お昼用の惣菜をみつくろって定食にするスタイルみたいだ。
厨房との仕切りのカウンターには、焼き魚とか、メンチなどの揚げ物とか、おひたしその他惣菜の小皿・大皿がところ狭しと並んでる。
アジの焼いたのと、揚げ物は?と聞かれてコロッケを選び、あとはおまかせにして、しばし待つ。メイン、揚げ物、副菜いくつかという組み合わせらしい。ご飯は普通盛りで。
焼き魚は温めてくれて、ご飯や味噌汁も一緒になつかしのアルマイトのトレーに乗せてくれる。
大きなボウルに入った数種類の漬物は取り放題。
500円の朝定食。魚のほかのオカズは、コロッケ、きんぴら、マカロニサラダ、生野菜。
最近はいろいろワンコインランチのお店も増えてデフレが進んでるけど、ここは昔っからずっと変わっていないんだろうな。
マカロニサラダをお浸しにしてもらえば良かったかな。
揚げ物ナシでその分お惣菜を増やすこともできるみたいだ。
でも、ウマイうまい。たまには朝からガツンといっとこー。
大きな窓からは運河をいくボートが見える。朝の木漏れ日もチラチラと。
流れてるラジオはニッポン放送。
ご飯パクパク。おかずが多くて、米が足りん。
何回か通ったら、オッ!っという名物おかずに出会えるかもしれない。
今度来たら大盛にしよう。
で、そのぶんお昼はかるくすまそう。今日もね。
タクアンかじって、ほうじ茶すすって、ごちそうさん。
僕のあとにはオジサン客がポツポツご来店。各卓1人ずつ埋まった状態になっていました。
このあたりの海岸通りには物流倉庫などが多くて飲食店はほとんどないのだけど、浦島橋から南浜橋のあたり、この食堂の向かい側には、小さな中華屋さんとか寿司屋さんのほか、看板が出ていない怪しげな煮込み丼の店などがごく狭い範囲にかたまっていて、ちょっとディープな雰囲気を醸しだしている。港湾関係で働く人たち、近所の会社や倉庫で働く人たちの胃袋を満たすお店たち。
食器返却用のシェルフの向こうに東京都指定民生食堂とのプレートが見えた。
歴史ありそう。
ここから職場までは、あと40分弱。
腹も膨らんだことだし、がんばんべ~。
なんていいつつ、午前中からネムネム~。