Tim Hauser (The Manhattan Transfer) R.I.P.
2014年 10月 17日
72歳とのこと。
もう、4人揃ってのハーモニーを聞くことはできない。
彼らのコンサートは1980年代に2度、中野サンプラザで観た。
ショーマンシップにあふれたステージだった。
ジャイヴ、バップ、スタンダードジャズ、ポップス、ブラジルなど多彩なレパートリー。
高度で複雑なハーモニーのほか、4人それぞれが器楽的にソロを唄うヴォーカリーズも。
驚異的なテクニックをエンターテインメントに昇華した。
1曲選ぶとしたら、やはりこれ。
"Nightingale sang in Berkeley Square"
コンサートでも一番最後にアカペラで歌われていた曲。
Timさんの立ち位置は一番左。
この曲が収められた"Mecca For Moderns"(1981年)は名盤だと思う。
A面は大ヒットした"Boy From New York City"など、ポップナンバー中心。
B面はCount BasieやCharlie Parkerがらみのジャジーな曲が並ぶ。
いままで、何回聴いたことか。
そして今日も。
Timさん、やすらかに。