積雪・・・庄野潤三つながりで、三冊。


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朝起きたら、まさかの積雪。
今日、仕事休みでよかった。
・・・すいません。
朝からベッドで本を読む。

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このところ続けて読んでいる庄野潤三からの流れの、三冊。
備忘メモ。


『鶴川日記』 白洲正子 (PHP研究所 2010年)

庄野潤三の晩年シリーズの舞台は、小田急沿線の生田にある住まい。
白洲正子が住んでいたのは、同じ多摩丘陵の鶴川。
ただそれだけの連想で、図書館で目についたのを借りて読む。
ちょっとこじつけっぽい。
とくに日記スタイルで書かれている本ではない。
戦時中に夫・白洲次郎とこの地に移り住んでからの随想。
戦中戦後の農村での暮らし。
河上徹太郎や小林秀雄らとの親交。
二人亡き今も住居は「武相荘」として公開されている。
「鶴川日記」「東京の坂道」「心に残る人々」の三章からなる本だが、
鶴川日記の文量が少ないのがいささか物足りない。


『阪田寛夫詩集』 (ハルキ文庫 2004年)

童謡「サッちゃん」の詞で知られる阪田寛夫は、庄野潤三の親友であった。
小中学校(帝塚山学院)の同窓生であり、朝日放送でも同僚だった時代がある。
庄野の小説にも度々登場する。主に宝塚関係の舞台観劇などで。
阪田の次女は元宝塚の大浦みずきで、庄野はその芸名の名付け親でもある。
この詩集は「サッちゃん」の他に、「おなかのへるうた」「ねこふんじゃった」など、
親しみ深い歌が収載されている。あ、「朝いちばん早いのは」もそうだ。
他にも、大人もたのしめる詩や言葉遊びの詩など、たくさん。


『桃次郎』 阪田寛夫 (楡出版 1991年)

こちらは物語が8つ。
少年少女向けでもありながら、大人が読んでも考えされられたりホロッとしたり。
童話とも違うな。
最後の「パラパラおちる雨よ」を読んで、ツーンとくる。
雨。呆け始めた老人。ハーモニカ。夫婦。
イラストは安西水丸。
そうそう。「桃次郎」は、実は桃太郎に弟がいて・・・という話。


昼食はとんこつらーめんと肉野菜炒め。
雪は雨にかわってからずいぶんたつ。屋根の雪はまだ消えない。

夕方になったら、きっと出かけるんだろうなぁ。



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by hey_leroy | 2016-01-18 12:26 | books | Comments(0)
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