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神無月晦日


ほらね~!
夏が終わったら今年なんて加速度つけて過ぎてっちゃうのさぁ。
でも、夏の終わりがいつだったのか、今年はいつも以上に曖昧だったな。

録画してたアド街の「昭和の下北沢」を見る。
元号が平成になるのとほぼ同じくして社会人になった自分。
昭和が青春だったのかなぁ・・・としみじみ。
その後現在に至るまで好きなことばっかりやってきてるのだけども。
昭和の下北沢、出てきた店は全部知ってた。飲食店はほぼほぼ行ってた。
中学高校と通学の乗換駅で、その後は呑みやらレコード掘りやら呑みやら呑みやらで、40歳前まで入り浸ってた街。
でも、思えば、無くなったお店の方が多いわけで。
あんな店、こんな人・・・湧き上がってくる。
小田急線が地下化して4年。自分にとっては今やもう別の街。
知ってる店、知ってる人に会いに行くことはもちろんこれからもあるけれど、新しい出会いや刺激を求めに出かけることはきっとないような気がする。
街は生きもの。どんどん流動してく。人も店も。

番組の最後の方で、音信不通になっている元酒場のオヤジが、小さなバラック呑み屋のカウンターで呑んでるのが映った。

10月も今日でおしまい。

あ、そうだ。フジサワの名居酒屋が今月で幕を閉じるんだった。
牛すじ煮込み、おから、刺身類などのほか、手が込んだ肴が多くて・・・とか知ったようなことを書くけど、自分はこの店の暖簾をくぐったのは数度っきり。
近くにあった支店の方が贔屓で、支店がなくなった後に本店に通うことはほとんどなかった。別になにか義理立てするような気持があったわけではなく、ただなんとなく。いつも混んでたから入りづらかったというのはあるかな。
本店閉店の知らせは耳に入っていたけれど、あえて行くことはしなかった。名残を惜しむ常連さんたちが連夜おしかけたことだろう。
老舗の酒場がなくなることは寂しい。フジサワにはもともと古い店が少ない。

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大将、おつかれさまでした。



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by hey_leroy | 2017-10-31 23:10 | days | Comments(0)

茶粥の記

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『 神楽坂 / 茶粥の記 』  矢田津世子 (講談社文芸文庫 2002年)

 自分の携帯電話のメモ欄に何年も前から控えてあった「茶粥の記」というタイトル。今となっては、どういういきさつでメモったか、まったく覚えていない。誰かの随筆に出てきたのだろうけれど、手がかりもない。先日、大船の本も買える立呑み酒場で見つけたので、買ってみた。当時気になったものは、今読んでも何か得るものがあるはず。たぶん。

 8つの短編小説が収載されている。昭和10年から16年に書かれたもの。矢田津世子は1907年(明治40年)生まれ、1944年(昭和19年)に結核のため37歳で死去。「神楽坂」は第3回芥川賞候補になった。

 淡々とした筆致で、女性の心理を描く。娘から見た母と妾の関係、未亡人となった嫁と姑の分かちがたい絆、亭主に妻子がいてだまされた女の一生。。。今の時代だとスキャンダラスな主題ばかりのように思えるが、矢田の小説は、激しさを抑え、感情の動きを丁寧に繊細に描く。置かれた境遇がどんなものであれ、彼女らは一途で強い。戦前日本の家父長制、徒弟制と、いくぶん大らかに感じる暮らし方。古き良き昭和、と言ってよいかはわからないけど、興味ある時代。


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by hey_leroy | 2017-10-30 21:26 | books | Comments(0)

冴えない神無月


また雨続き。
明けない夜はなくても、やまない雨は、ある。

そして個人的に体調不振な神無月。
急性咽頭炎で声がでなくなったり、それに伴って発熱したり。
治りが遅いのは、50歳台に入ったからなのか、どうか。

喉が痛かったり、咳込んだりはしているが、食欲はある。
横になっているか食べているか。痩せるはずがない。

食欲の秋。ゴハンがすすむオカズ。
明太子、鮭、海苔佃煮、釜揚げしらす・・・
どれも捨てがたいけど、自分の中での一等賞は、厚揚げ煮。
あまり共感は得られないかもしれないが、昔からそうなのだ。
揚げの風味、豆腐に染みた煮汁、煮汁が染みたご飯・・・
地味は滋味。たまりませぬ。


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「ブレードランナー2049」が公開されている。
自分としては、前作で完結のままで良かったのに、と思う。
きっと、観たら楽しめるのだろうけど。
で、「未来世紀ブラジル」のポスターを引っ張り出してきて壁に貼る。

そうさ、わたしは天邪鬼。


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by hey_leroy | 2017-10-29 11:50 | days | Comments(0)

ゲージツの秋


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版画家・谷中安規の自画像のうちの一枚。
これ、大好き。
「風船画伯」なんて呼ばれて。
終戦の翌年に餓死。

これは、もちろんオリジナルではないです。
複製品・・・つうか、画集からコピーした。
個人で楽しみますんで、どうかひとつ。。。




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by hey_leroy | 2017-10-28 23:53 | art | Comments(0)

神無月閑話

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定点観測的お散歩コース。
たまの晴れ間には、つい出かけたくなる。
こないだの台風は、海から吹きあがってくる風が
うちの樹木の葉を塩漬けにしてくれた。
チリッチリのパッサパサになったよ。
しゃーないね。かなわない。



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カマクラ某所で、白子。
瀬戸内のボラの白子にポン酢少々。
臭みなんて皆無で甘みがあって、唸った。




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by hey_leroy | 2017-10-26 23:44 | カマクラとかフジサワであそぶ | Comments(0)

なんか喰わせろ、の図

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人が何か食べてると、きまってそばにやってくる。


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オメェに喰わせる塩バターらーめんは無ぇっ!




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by hey_leroy | 2017-10-26 12:28 | 家呑み家ゴハン・弁当 | Comments(0)

山田風太郎が見た日本


先日。
ハードディスクに録画しておいた番組が機器の不具合で全部消えてしまった。
すっからかん。
でも、不思議とさっぱりしたココロモチになった。
録っても観なかったものは、必要ないってことだ。
心残りがある番組もいくつかはあったけれど、しゃーない。
何年か前にレコードや本を大量に断捨離しておいて、よかったと思う。
所有欲や収集欲から離れると、余計なストレスを抱えこまなくなる。
モノに対して完全に無欲になんてなれないけれど、ずいぶんと考え方は変わるものだと実感した。

消えてしまった番組で、ひとつだけ、ちゃんと見ておきたかったなぁと思ったのが、NHKBSでこの春に再放送された『山田風太郎が見た日本~未公開日記が語る戦後60年』だ。2005年初放送。
山田風太郎(1922~2001年)は、「魔界転生」や忍法帖シリーズなどの娯楽小説の大家。小説とは別に、戦前から戦中に克明に記された日記が後に出版され、多くの人に読まれた。そして没後に発見された昭和26年から平成5年までの日記。この番組では、新たに見つかった日記を掘り下げる。

番組の冒頭、三國連太郎の朗読で「日本人の特性はといわれたら、色々あるが、最大にして最も簡明を得ているものは『軽薄』である」と来る。敗れるべく戦争を回避したところまでは良かったが、占領時には滅茶苦茶にアメリカ人に媚びへつらい、今では(講和条約締結後)悪口を言っている、と。

日本人の特性は「軽薄」である。
これはガツンときますね。痛快ですらある。
スキャンダルや噂話が大好きで、狂騒的で、突っ走りやすい。
戦後のアメリカ式教育で日本人は骨抜きにされた・・・などと言われるときもあるけど、もともと「軽薄」で「無責任」な一面もあった、ということか。
そのあたりを、最後までじっくり見て考えようと後回しにしていたら、消えちゃったのでした。

と、ここまで書いて、もしや・・・と思ったら、まんまとあった!




これからじっくり見ます。
戦前、戦中から戦後50余年、日本という国のありようを見つめ続けた人の言葉がどのようなものか。

今日は、期日前投票にいってきた。
この荒天が投票率に及ぼす影響がどれぐらいになるか。

選挙戦期間中、与党も野党もそれぞれの支持者たちも、敵方のネガティブキャンペーンばかり。
仲間以外は認めないという、不寛容が蔓延していて辟易する。
議論と喧嘩の区別ができない、ディベートが苦手ですぐ感情的になりやすいと言われる日本人。ここにも「軽薄」というイメージがかさなってくる。SNSがそれを浮き彫りにしている。

面と向かって相手に言えないことは発信しなければよろし。
「自分にとつて最も切実なことだけを口にするといふ習慣を身に着けたらどうでせうか。」
福田恆存の言葉を忘れずにいたい。


今年の江の島の花火大会は中止。
しゃーない。



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by hey_leroy | 2017-10-21 22:27 | days | Comments(0)

20歳になってた

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ウチの秀虎。11月が誕生月かと思ってたら6月だったらしい。
20歳になってました。
11月は獣医師会から高齢猫表彰がある月でした。

まだまだ元気デス。
歩くペースはゆっくりだけど、まだベッドや椅子には飛び乗ってるし。
人に媚びないヤツだったけど、最近は食べ物の気配がするとすぐ近寄ってくる。
ここ数年やたらおしゃべりするようにもなったし。
呆けたかな?
おじいちゃん、さっき食べたでしょ?


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by hey_leroy | 2017-10-20 22:29 | ぬこ | Comments(0)

滋養



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ある夜、カマクラ某所で。
地物のハマグリの酒蒸しをいただく。
小ぶりだけど良い味。
なにより濃厚なエキスがでたスープが最高すぎる。
舌が感じきれないような滋養のかたまり。

イガイガ気味の喉に沁みわたる。
ありがたい。



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by hey_leroy | 2017-10-19 22:41 | カマクラとかフジサワであそぶ | Comments(0)

秋刀魚ご飯



昨晩地元のスーパーにいったら、しばらく見ないうちに秋刀魚の値もやっと落ちついてきたようで。
いそいそと買って帰り、本日の昼餉は秋刀魚ご飯。


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秋刀魚とささがき牛蒡、生姜に青葱。
茸もカボスもなかったけど、おいしいおいしい。


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秋刀魚ご飯も、土鍋で米を炊くのも何年かぶり。
家族にも好評でよかった。
火力が強い方のコンロで炊いたので、おこげが多かったのはここだけの話。


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by hey_leroy | 2017-10-18 13:24 | 家呑み家ゴハン・弁当 | Comments(0)